今月読んだ本
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2024年3月
山本冴里 世界中で言葉のかけらを 
日本語教師の旅と記憶 
筑摩書房 
 散漫になった 
望月諒子 大絵画展 新潮文庫 
 緩急著しく、どうも 
丹治信春 実践! クリティカル・シンキング ちくま新書 
 例文が杜撰だが 
小宮豊隆 漱石先生と私たち 中公文庫 
 女々しいが、面白い 


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2024年2月
森下洋子 平和と美の使者として 
森下洋子自伝 
中央公論新社 
 まあいいか 
クライブ・カッスラー タイタニックを引き揚げろ(上・下) 扶桑社 
 まずまずか 


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2024年1月
ガブリエル・ブレア 射精責任 太田出版 ×
 妥当な指摘、過剰な要求 
徳井淑子 中世ヨーロッパの色彩世界 講談社学術文庫 
 まあまあ面白い 
藤田芳康 化けもの:南町奉行所吟味方秘聞 河出書房 
 面白くない 
都筑道夫 吸血鬼飼育法 ちくま文庫 
 貰った本、良い 


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2023年12月
ジョセフ・ノックス トゥルー・クライム・ストーリー 新潮文庫 
 でも、やっぱり面倒 
仙川環 処方箋のないクリニック 小学館文庫 
 可もなく不可もなし 


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2023年11月
山崎雅弘 アイヒマンと日本人 祥伝社新書 
 類似性には疑問符 
高知県立牧野植物園[監修] 牧野富太郎の植物図鑑 三才ブックス 
 まあまあ、かな 
ジョン・ル・カレ スパイはいまも謀略の地に ハヤカワ文庫 
 読み慣れないと 
松井今朝子 歌舞伎の中の日本 集英社文庫 
 まあまあ良いか 
村上靖彦 客観性の落とし穴 ちくまプリマー新書 ×
 節穴だらけの利己主張 
砂原浩太朗 高瀬庄左衛門御留書 講談社時代小説文庫 
 筋は無理だが、情景は良い 


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2023年10月
財津和夫 じじいは蜜の味 中央公論新社 
 遠い昔の話か 
俵浩三 牧野植物図鑑の謎 
在野の天才と知られざる競争相手 
ちくま文庫 
 こういうこともある 
ラーシュ・ケプレル 鏡の男(上・下) 扶桑社 
 まあまあ面白い 
葛西敬之 日本のリーダー達へ 
私の履歴書 
日本経済新聞出版 
 こちらの方が妥当か 


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2023年9月
森功 国商 
最後のフィクサー 
葛西敬之 
講談社 
 かなり偏った内容では?! 
田中輝美 関係人口をつくる 
定住でも交流でもないローカルイノベーション 
木楽舎 
 自画自賛しかない 


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2023年8月
小野寺史宜 銀座に住むのはまだ早い 柏書房 
 内容とはずれるのでは 
窪田新之助 農協の闇 講談社現代新書 
 組織も本も怪しいな 


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2023年7月
片岡義男 僕は珈琲 光文社 
 事情飲み込めず疑問符多し 
神永暁 辞書編集、三十七年 草思社文庫 
 まあこんなもん 
牧野富太郎 牧野富太郎と、山 ヤマケイ文庫 
 何匹目の泥鰌? 
マイケル・ルイス 最悪の予感 
パンデミックとの戦い 
ハヤカワ・ノンフィクション文庫 ×
 魔女狩りだけ 


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2023年6月
大石邦彦 新型コロナワクチンの光と影 
誰も報じなかった事実の記録 
方丈社 ×
 これだから駄目だ 
辻村深月 傲慢と善良 朝日文庫 
 無駄な時間 
牧野富太郎 随筆草木誌 中公文庫 
 今話題?! 
森まゆみ 京都不案内 世界思想社 
 大病の後、変わった? 
二井將光 科学的探究の喜び ちくま学芸文庫 
 研究者を目指す人に 


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2023年5月
井上道義 降福からの道 
欲張り指揮者のエッセイ集 
三修社 
 やはり捻くれている 
山本幸久 大江戸あにまる 集英社文庫 
 息抜きにでも 
片岡たまき あの頃、忌野清志郎と 
ボスと私の40年 
ちくま文庫 
 熱烈な関係なのか? 
スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチ 
三浦みどり[訳] 
戦争は女の顔をしていない 岩波現代文庫 
 悲惨さは変わらず 
バリー・マイヤー ペイン・キラー 
アメリカ全土を中毒の渦に突き落とす、 
悪魔の処方箋 
晶文社 
 事実は兎も角、原著も翻訳もいただけない 


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2023年4月
武田葉月 インタビュー ザ・大関 
運と人を味方につける 
双葉文庫 
 最近は陥落が多いのか? 
Stand With Ukraine Japan
左右社編集部 編 
ウクライナ戦争日記 左右社 
 その後どうなったか 
鈴木大拙 日本的霊性 岩波文庫 
 少し難しいけれど 
青柳いずみこ ショパン・コンクール見聞録 
革命を起こした若者ピアニストたち 
集英社文庫 
 音が聞こえれば更に 


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2023年3月
ジェフリー・ケイン AI監獄ウイグル 新潮社 
 どこに向かうかあの国は 
狩野博幸 江戸絵画 八つの謎 ちくま文庫 
 極端だが面白い 
久保(川合)南海子 「推し」の科学 
プロジェクション・サイエンスとは何か 
集英社新書 ×
 どうでもいいのでは 
東畑開人 聞く技術 
聞いてもらう技術 
ちくま新書 
 相手が違うんだな 
平野博之 物語 遺伝学の歴史 
メンデルからDNA、ゲノム編集まで 
中公新書 
 読み物としてよく書けている 
井上孝夫 その日本語、ヨロシイですか? 草思社文庫 
 物足りなさばかり 


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2023年2月
本間正義 聞き手 
小平市平櫛田中彫刻美術館 編 
平櫛田中回顧談 中央公論新社 
 面白いけど、ね 
牧本次生 日本半導体 復権への道 ちくま新書 
 何匹目の?どうかな 
キム・ジヘ 
尹怡景訳 
差別はたいてい悪意のない人がする 
見えない排除に気づくための10章 
大月書店 ×
 原著も翻訳も駄目 
端山好和 自然科学の歴史 講談社学術文庫 
 志の高さの割に中身薄 


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2023年1月
久住昌之 勝負の店 光文社 
 まあ面白い、けど 
吉川肇子 リスクを考える 
「専門家まかせ」からの脱却 
ちくま新書 
 でも他人事なんだな 
串岡慶子 箸置きの世界 
食卓の小さな遊び 
平凡社 
 大変興味深い 
末並俊司 マイホーム山谷 小学館 
 核心は?? 
スティーヴン・ハンター 囚われのスナイパー(上・下) 扶桑社 
 美文かもだが冗長 
松田行正 線の冒険 
デザインの事件簿 
ちくま文庫 
 あまり面白くない 


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2022年12月
アジア経済研究所 山田七絵編 世界珍食紀行 文春新書 
 看板に偽りあり? 
柚月裕子 盤上の向日葵(上・下) 中公文庫 
 手筋も含め、杜撰な筋立て 
山口謠司 てんまる 
日本語に革命をもたらした句読点 
PHP新書 
 緩い決まりか、 
ローレンス・ブロック 八百万の死にざま ハヤカワ文庫 
 楽しめた 
岡部芳彦 本当のウクライナ 
訪問35回以上、 
指導者たちと直接会ってわかったこと 
ワニブックス「PLUS」新書 
 散漫だがまともな内容 
リー・チャイルド 奪還(上・下) 講談社文庫 
 予想通りの展開は・・ 


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2022年11月
中島国彦 森鴎外 
学芸の散歩者 
岩波新書 
 かなり物足りない 
クーリエ・ジャポン編 
* 
海外メディアは見た 
不思議の国ニッポン 
講談社現代新書 
 外圧を装う恣意的な意見 
三遊亭円丈 師匠、御乱心! 小学館文庫 
 もう亡くなっていた! 
樋口恭介編 異常論文 ハヤカワ文庫 
 六百頁超の難解な代物 
共同通信社「日本の知、どこへ」取材班 日本の知、どこへ 日本評論社 
 偏りを戒める偏りか 


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2022年10月
文 マリヤ・バーハレワ 
絵 アンナ・デスニツカヤ 
世界の市場 
おいしい! たのしい! 
24のまちでお買いもの 
河出書房新社 
 絵本(!)だった 
吉野実 
* 
「廃炉」という幻想 
福島第一原発、本当の物語 
光文社新書 
 新聞記者の悪癖満載 
ジャネット・スケスリン・チャールズ あの図書館の彼女たち 東京創元社 
 本好きに、でも悲しい物語 
逢坂剛 百舌落とし(上・下) 集英社文庫 
 ドタバタすぎ 


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2022年9月
デイヴィッド・ライアン 
* 
パンデミック監視社会 ちくま新書 
 監視の目的が外れても? 
横田増生 
* 
「トランプ信者」潜入一年 
私の目の前で民主主義が死んだ 
小学館 
 どっちも極端だけど 
榎本憲男 マネーの魔術師 
ハッカー黒木の告白 
中公文庫 
 まあまあ面白い 
アレン・ダレス 
鹿島守之助訳 
諜報の技術 
CIA長官回顧録 
中公文庫 
 半世紀前と比べて 
ドナルド・キーン 
角地幸男訳 
正岡子規 新潮文庫 
 物足りなさも 


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2022年8月
スティーブン・E・クーニン 
*
気候変動の真実 
科学は何を語り、 
何を語っていないか? 
日経BP 
 示唆に富むが、気候変動は煮え切らず 
荒川洋治編 昭和の名短篇 中公文庫 
 時代を映すというか 


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2022年7月
平山亜佐子 明治・大正・昭和 
不良少女伝 
ちくま文庫 ×
 役に立たない 
甲斐信枝 小さな生きものたちの不思議なくらし 福音館書店 
 ほっとしたいときに 
早瀬圭一 そして陰謀が教授を潰した 
青山学院春木教授事件 
四十五年目の真実 
小学館文庫 
 煮えきれず 


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2022年6月
椎名美智 
* 
「させていただく」の使い方 
日本語と敬語のゆくえ 
角川新書 ×
 杜撰な調査と的外れの論説 
ドン・ベントレー シリア・サンクション ハヤカワ文庫 
 プロット、展開は良いが、 
 所々飛ぶのは、新人ゆえ 
富安陽子 博物館の少女 
怪異研究事始め 
偕成社 
 子供向けで読み易く 
一本木透 だから殺せなかった 創元推理文庫 
 新しい展開だが 
中嶋彰 早すぎた男南部陽一郎物語 
時代は彼に追いついたか 
講談社ブルーバックス 
 評論としては良いだろうが 
ルネ・デカルト 
小泉義之訳 
方法叙説 講談社学術文庫 
 新訳でも難解に変わらず 
山本貴光編 世界を読み解く科学本 
科学者25人の100冊 
河出文庫 
 頷けるものもそうでないものも 


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2022年5月
保阪正康 あの戦争は何だったのか 
大人のための歴史教科書 
新潮新書 
 わかるけど「正解」じゃない 
松本創 地方メディアの逆襲 ちくま新書 
 中央がダメなのは確か 
デール・マハリッジ コロナ禍のアメリカを行く 
ピュリツァー賞作家が見た 
繁栄から取り残された人々の物語 
原書房 
 邦題がずれたのは何故 


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2022年4月
北村紗衣 批評の教室 
チョウのように読み、ハチのように書く 
ちくま新書 
 殆ど役に立たない 
アンディ・ウィアー 火星の人[新版](上・下) ハヤカワ文庫 
 面白い! 


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2022年3月
原田マハ 常設展示室 新潮文庫 
 気楽に読める 
若井克子 東大教授、 
若年性アルツハイマーになる 
講談社 
 期待外れ 
中谷宇吉郎 雪と人生 角川ソフィア文庫 
 今こそ読むべき 
ウー・ウェン 北京の台所、東京の台所 
中国の母から学んだ知識と暮らし 
ちくま文庫 
 文革の影響だったのか 
吉田修一 国宝(上・下) 朝日文庫 
 ふと、誰の話かと 


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2022年2月
太地五郎作 
中沢新一 解説 
日本の古式捕鯨 講談社学術文庫 
 西洋世界を説得できるか 
湯川秀樹 科学者の創造性 
雑誌『自然』より 
中公文庫 
 でも後半は一般向けでない 
和田誠 
平野レミ 
旅の絵日記 中公文庫 
 こんな旅行をしたくなる 
ピエール・ルメートル われらが痛みの鏡(上・下) ハヤカワ文庫 
 かなり振り回される 
平茂寛 初花 
斬剣のさだめ 
ハヤカワ 
時代ミステリ文庫 
 軽い読み物 


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2022年1月
三遊亭圓生 六代目圓生コレクション 
明治の寄席芸人 
岩波現代文庫 
 延々と続くのは読みにくいか 
織守きょうや 他 ほろよい読書 双葉文庫 
 可もなく不可もなし 
マリオン・ヴァン・ランテルゲム アンゲラ・メルケル 
東ドイツの物理学者がヨーロッパの母になるまで 
東京書籍 
 文体難解だし、遠い存在 


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2021年12月
田中優子 遊廓と日本人 講談社現代新書 
 全体に暈けた印象 
ヴェルナー・テーリヒェン フルトヴェングラーかカラヤンか 中公文庫 
 よくわからんがまあいいか 
山田真由美 女将さん酒場 ちくま文庫 
 なんかズレてる 
レスリー・M・M・ブルーム ヒロシマを暴いた男 
米国人ジャーナリスト、 
国家権力への挑戦 
集英社 
 かなり堪える 


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2021年11月
大島真寿美 渦 
妹背山婦女庭訓 魂結び 
文春文庫 
 よくできている 
スティーブン・スローマン 
フィリップ・ファーンバック 
知ってるつもり 
無知の科学 
ハヤカワ・ノンフィクション文庫 
 わかっちゃいない! 
今福龍太 ぼくの昆虫学の先生たちへ 筑摩選書 
 期待外れ 
五所純子 薬を食う女たち 河出書房新社 ×
 ツマラナイ 
吉田光邦 江戸の科学者 講談社学術文庫 
 文体兎も角、中身は本物 


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2021年10月
有馬晋作 暴走するポピュリズム 
日本と世界の政治危機 
筑摩選書 
 さて全貌は見えたのか? 
大野裕之 ディズニーとチャップリン 
エンタメビジネスを生んだ巨人 
光文社新書 
 そういう繋がりが! 
氷室冴子 いっぱしの女 ちくま文庫 
 ま、考え方は色々と 
山田敏弘 死体格差 
異状死17万人の衝撃 
新潮社 
 今一つ焦点絞れず?! 
森村誠一 老いる意味 
うつ、勇気、夢 
中公新書ラクレ 
 肝心な部分は霧中か 
ドリアン助川 線量計と奥の細道 集英社文庫 
 文学作品でない面でダメ 


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2021年9月
西村健 目撃 講談社文庫 
 仕掛けるのは作者 
逢坂剛 地獄への近道 集英社文庫 
 こういう筋も書いていたのか 
正木晃 マンダラを生きる 角川ソフィア文庫 
 面白さは今一つだが、参考に 
葉室麟 蝶のゆくえ 集英社文庫 
 おもしろくない 
竹下節子 疫病の精神史 
ユダヤ・キリスト教の穢れと救い 
ちくま新書 
 終章だけで、後は要らぬ 
半藤末利子 硝子戸のうちそと 講談社 
 気儘かもだが、重大な誤りが 
半藤一利 人間であることをやめるな 講談社 
 最後の一冊、要らなかったか 


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2021年8月
D・M・ディヴァイン 運命の証人 創元推理文庫 
 面白い設定 
角田光代他 もう一杯、飲む? 新潮文庫 
 まあまあ面白い 
柳広司 風神雷神(上・下) 講談社文庫 
 流れるよう、な 
山口桂 若冲のひみつ PHP新書 
 流行だね 
西村秀一 
井上亮編 
新型コロナ「正しく恐れる」II 
問題の本質は何か 
藤原書店 
 でも、結局一面だけか 
小林聡美 ていだん 中公文庫 
 何かが違う 
西村秀一 
井上亮編 
新型コロナ「正しく恐れる」 藤原書店 
 違う見方の一つ 


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2021年7月
長田渚左 桜色の魂 
チャフラフスカはなぜ日本人を 
50年も愛したのか 
集英社文庫 
 波瀾万丈ですね 
松田道雄 子どものものさし 平凡社 
 拘りの根源 
田中小実昌 ほろよい味の旅 中公文庫 
 酔っ払いの説教? 
オルハン・パムク 私の名は赤(上・下) ハヤカワepi文庫 
 設定は面白いが、中身は?? 


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2021年6月
佐倉統 科学とはなにか 講談社 
 消化不良では? 
宮野公樹 問いの立て方 ちくま新書 ×
 悪書!誤字脱字も 
バーバラ・ボーランド わたしは贋作 ハヤカワ文庫 
 ありそうな設定か 
小松光 
ジェルミー・ラプリー 
日本の教育はダメじゃない 
国際比較データで問いなおす 
ちくま新書 
 わかった、で次は? 


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2021年5月
白戸圭一 はじめてのニュース・リテラシー ちくまプリマー新書 
 動機と内容が少しずれた 
スティーヴン・キング 任務の終わり(上・下) 文春文庫 
 が、薄気味悪い 
添田孝史 
* 
東電原発事故 
10年で明らかになったこと 
平凡社新書 ×
 予想通り酷過ぎる 
ダヴィド・ラーゲンクランツ ミレニアム6(上・下) 
死すべき女 
ハヤカワ文庫 
 最後がドタバタ過ぎる 
高橋昌一郎 フォン・ノイマンの哲学 
人間のフリをした悪魔 
講談社現代新書 
 的外している 


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2021年4月
狩野みき 世界のエリートが学んできた 
「自分で考える力」の授業 
PHP文庫 
 月並みと思うけど 
ピエール・ルメートル 監禁面接 文春文庫 
 でも込み入り過ぎ 
吉沢久子 さっぱりと欲ばらず 中公文庫 
 こんなに長生きしないけど 
NHK「日曜美術館」制作班[編] 日本の名画・名品を訪ねて 
旅する日曜美術館 
東海・近畿・中国・四国・九州 
NHK出版 
 出かけねば! 


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2021年3月
前橋汀子 ヴァイオリニストの第五楽章 日本経済新聞出版 
 自慢話か、でもソ連礼賛は× 
NHK「日曜美術館」制作班[編] 日本の名画・名品を訪ねて 
旅する日曜美術館 
北海道・東北・関東・甲信越・北陸 
NHK出版 
 訪ねなきゃ! 
吉行淳之介選 
日本ペンクラブ編 
文章読本 中公文庫 
 まずまず面白い 
中野京子 中野京子の西洋奇譚 中央公論新社 
 可もなく不可もなし 
赤坂真理 愛と性と存在のはなし NHK出版新書 ×
 理解不能・理解無用 


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2021年2月
小沼通二 湯川秀樹の戦争と平和 
ノーベル賞科学者が遺した希望 
岩波ブックレット 
 著者の政治発言は不要 
田中ひかる 明治を生きた男装の女医 
高橋瑞物語 
中央公論新社 
 今も変わらぬ 
佐藤秀明 三島由紀夫 
悲劇への欲動 
岩波新書 
 人それぞれの印象か 
カリン・スローター グッド・ドーター(上・下) ハーバーBOOKS 
 凄惨描写はいただけない 
江夏豊 名投手 
江夏が選ぶ伝説の21人 
ワニブックス[PLUS]新書 
 目新しさは無いが 
ドン・ウィンズロウ 壊れた世界の者たちよ ハーバーBOOKS 
 まずまずかな 


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2021年1月
小田嶋隆 日本語を、取り戻す。 亜紀書房 
 内容は◯、題は×。 
篠田桃紅 一〇五歳、死ねないのも困るのよ 幻冬舎文庫 ×
 何も残らず 
伊与原新 コンタミ 
科学汚染 
講談社文庫 
 今時参考になるかも 
ジェリー・パー 
立花昌雄訳 
シークレットサービス 
レーガン大統領の命を救った男 
中央公論新社 
 第二部は要らない 
谷崎潤一郎 
吉行淳之介ほか 
猫は神さまの贈り物 
エッセイ編 
実業之日本社文庫 
 こっちも色々 


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2020年12月
佐藤友美子 築地―鮭屋の小僧が 
見たこと聞いたこと 
いそっぷ社 
 本人に会ってきた 
星新一 
森茉莉ほか 
猫は神さまの贈り物 
小説編 
実業之日本社文庫 
 玉石混淆 
土井善晴 一汁一菜でよいという提案 グラフィック社 
 良い提案だが、宗教か 
藤沢周平 漆の実のみのる国(上・下) 文春文庫 
 良いが、今読むのは 
ユッシ・エーズラ・オールスン 特捜部Q 
自撮りする女たち 
ハヤカワ文庫 
 人気シリーズ?? 
ジム・ロジャーズ 危機の時代 日経BP 
 正しいが、老人の戯言も 
梨木香歩 ほんとうのリーダーのみつけかた 岩波書店 
 どこか違ってる 


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2020年11月
新津きよみ 始まりはジ・エンド 双葉文庫 
 あまり面白くない 
川島蓉子 
糸井重里 
すいません、ほぼ日の経営。 日経BP社 
 どうにも解せない 
リー・チャイルド 
青木創訳 
葬られた勲章(上・下) 講談社文庫 
 古臭くなったが 
永井義男 吉原の舞台裏のウラ 朝日文庫 
 図版が荒くて見難い 
諸田玲子 女だてら 角川書店 
 結構面白かった 
ペリー荻野 テレビの荒野を歩いた人たち 新潮社 
 おぼろげな記憶とともに 
寺田寅彦 漱石先生 中公文庫 
 まあ、まあ、か 


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2020年10月
遠藤展子 藤沢周平 
遺された手帳 
文春文庫 
 作品は殆ど読んだことがない 
君塚直隆 エリザベス女王 
史上最長・最強のイギリス君主 
中公新書 
 結構おもしろい! 
瀬木慎一 画狂人北斎 河出文庫 
 確かにすごいな 
ヒラリー・ロダム・クリントン WHAT HAPPENED 
何が起きたのか? 
光文社 
 だが、どこまで信じるか 
小出昭一郎 物理現象のフーリエ解析 ちくま学芸文庫 
 お話以外は読めない 
須藤靖 
伊勢田哲治 
科学を語るとはどういうことか 
科学者、哲学者にモノ申す 
河出ブックス ×
 どっちもアホ! 


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2020年9月
向田邦子 向田邦子ベスト・エッセイ ちくま文庫 
 格別、なのか、な 
西條奈加 猫の傀儡 光文社文庫 
 猫好き向き 
寺田寅彦 銀座アルプス 角川ソフィア文庫 
 これまでとは少し違う 


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2020年8月
林哲夫 喫茶店の時代 
あのとき こんな店があった 
ちくま文庫 
 文学青年向けか 
ターリ・シャーロット 事実はなぜ人の意見を変えられないのか 
説得力と影響力の科学 
白揚社 
 全くその通り、だが 


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2020年7月
アリソン・ゲイリン もし今夜ぼくが死んだら、 ハヤカワ文庫 
 気味悪い所も 
石黒圭 段落論 
日本語の「わかりやすさ」の決め手 
光文社新書 
 読み飛ばしつつ 
石坂浩二 翔ぶ夢、生きる力 
俳優 石坂浩二自伝
廣済堂出版 
 まずまず良い 
矢野健太郎 暮しの数学 中公文庫 
 楽しめる人に 
梶井純 トキワ荘の時代 ちくま文庫 
 面白くない 


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2020年6月
馬部隆弘 椿井文書 
日本最大級の偽文書 
中公新書 
 歴史の嘘を暴くには 
辻惟雄 よみがえる天才1 
伊藤若冲 
ちくまプリマー新書 
 面白い! 
長谷川和夫 
猪熊律子 
ボクはやっと認知症のことがわかった 
自らも認知症になった専門医が、 
日本人に伝えたい遺言 
KADOKAWA 
 実像は依然不明なのでは 
ランディ・オルソン なぜ科学はストーリを必要としているのか 
ハリウッドに学んだ伝える技術 
慶應義塾大学出版会 
 少々安直ではあるが 
マーガレット・ミラー 鉄の門 創元推理文庫 
 ちょい不気味 


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2020年5月
朝井まかて 銀の猫 文春文庫 
 本当かな、でも、面白い 
アダム・クチャルスキー ギャンブルで勝ち続ける科学者たち 
完全無欠の賭け 
草思社文庫 
 ちょっと違うな 
都筑道夫 悪意銀行 ちくま文庫 
 これも面白い 
太田愛 天上の葦(上・下) 角川文庫 
 方言以外はとても良い 
松田紀子 悩んでも10秒 
考えすぎず、まず動く! 
突破型編集者の仕事術 
集英社 ×
 看板に偽り有り 
坂井建雄 世界一美しい人体の教科書 ちくまプリマー新書 
 分かり易く良いけど 


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2020年4月
木下昌輝 敵の名は宮本武蔵 角川文庫 
 まあ、面白いか?! 
今尾恵介 地名崩壊 角川新書 
 ぎりぎり及第かな 
金治直美 読む喜びをすべての人に 
日本点字図書館を創った本間一夫 
佼成出版社 
 子供向けかな? 
メアリー・ビアード 舌を抜かれる女たち 晶文社 
 そうだとしてもこれでは駄目 
池田悠 一次史料が明かす南京事件の真実 
アメリカ宣教師史観の呪縛を解く 
展転社 
 二次三次による混迷か 
都筑道夫 紙の罠 ちくま文庫 
 筋立ては面白い 


* * * * * * * *


2020年3月
毎日新聞「幻の科学技術立国」取材班 誰が科学を殺すのか 毎日新聞出版 ×
 批判にもならない 
鈴木孝夫 世界を人間の目だけで見るのはもう止めよう 冨山房インターナショナル 
 賛同だけとはいかぬ 
高木瑞穂 売春島 
「最後の桃源郷」渡鹿野島ルポ 
彩図社 
 そういう島があった 
竹下大学 日本の品種はすごい 
うまい植物をめぐる物語 
中公新書 
 面白い 
ゲイ・タリーズ 覗くモーテル観察日誌 文春文庫 
 何かが解せない 
孫崎享 日本国の正体 毎日新聞出版 
 散漫なだけ 
奥山景布子 葵の残葉 文春文庫 
 目まぐるしいが、面白い 


* * * * * * * *


2020年2月
辰巳浜子 
辰巳芳子 
新版 娘につたえる私の味 六月〜十二月 文春新書 
 前半と同じ 
増田直紀 海外で研究者になる 
就活と仕事事情 
中公新書 
 いいけど、誰に読ませる? 
北野唯我 天才を殺す凡人 日本経済新聞出版社 
 面白いが、今一つ 
木村誠 大学大崩壊 
リストラされる国立大、見捨てられる私立大 
朝日新書 ×
 常識に欠ける、帯も 
マーク・モラノ 「地球温暖化」の不都合な真実 日本評論社 
 何方もどっち 


* * * * * * * *


2020年1月
朝比奈なを ルポ 教育困難校 朝日新書 ×
 役に立たない 
辰巳浜子 
辰巳芳子 
新版 娘につたえる私の味 一月〜五月 文春新書 
 珍しいもの、懐かしいもの 
岩木一麻 時限感染 宝島社文庫 
 専門的には杜撰 
川口葉子 東京古民家カフェ日和 
時間を旅する40軒 
世界文化社 
 どんどん増える?! 
斎藤泰弘 誰も知らない 
レオナルド・ダ・ヴィンチ 
NHK出版新書 
 真実には程遠い 


* * * * * * * *


2019年12月
遠藤ケイ 鉄に聴け 
鍛冶屋列伝 
ちくま文庫 
 かなり難ありだが 
せきしろ たとえる技術 新潮文庫 
 役に立ちそうもない 
圀府寺司 ファン・ゴッホ 
日本の夢に懸けた画家 
角川ソフィア文庫 
 知らないこと多く面白い 
スティーブン・キング 死の舞踏 ちくま文庫 
 やっと終わった 


* * * * * * * *


2019年11月
平野暁臣 「太陽の塔」 
岡本太郎と7人の男たち 
青春出版社 
 誰が挑ませる 
大森裕子 ねこのずかん 白泉社 
 絵本です 


* * * * * * * *


2019年10月
牧野富太郎 牧野富太郎 
なぜ花は匂うか 
平凡社 
 口煩い爺 
辻邦生 
北杜夫 
完全版 若き日と文学と 中公文庫 
 時代は外れるが、良い 


* * * * * * * *


2019年9月
三井誠 ルポ 人は科学が苦手 光文社新書 
 誤解と理解不足に尽きる 
中村仁信 低量放射線は怖くない 遊タイム出版 
 見方色々で、何を思う 
吉田秀和 グレン・グールド 河出文庫 
 音源が欲しい、YouTubeか! 
諏訪春雄 親日台湾の根源を探る 
台湾原住民神話と日本人 
勉誠出版 
 主旨はわかるが、取り上げ方は? 


* * * * * * * *


2019年8月
アマンディンヌ・ガリエンヌ 100語でわかる色彩 文庫クセジュ 
 単語に分けて、散らばった 
飛田良文 明治生まれの日本語 角川ソフィア文庫 
 対象が違うかなぁ 
グレアム・ムーア 訴訟王エジソンの標的 ハヤカワ文庫 
 虚実入り混じって面白い 
小泉秋江 中国と日本 
二つの祖国を生きて 
集広舎 
 事情は厳しいが、何を伝えたい 
松本清張 実感的人生論 中公文庫 
 中々良い、読んでる最中「点と線」の映画が 


* * * * * * * *


2019年7月
ビル・クリントン 
ジェイムズ・パタースン 
大統領失踪(上・下) 早川書房 
 少々安易な展開だけど 
服部小雪 はっとりさんちの 
狩猟な毎日 
河出書房新社 
 価値観違い、面白くない 
高木裕 ホロヴィッツ・ピアノの秘密 
調律師がピアノをプロデュースする 
音楽之友社 
 根に持った期待外れ 
パトリシア・コーンウェル 烙印(上・下) 講談社文庫 
 このパターンばかりだ 
西多昌規 自分の「異常性」に気づかない人たち 
病識の否認の心理 
草思社文庫 
 思うほどには異常でなく 
高村薫 冷血(上・下) 新潮文庫 
 面白くなかった 


* * * * * * * *


2019年6月
相沢忠洋 「岩宿」の発見 
幻の旧石器を求めて 
講談社文庫 
 人間模様ばかりだが 
ピエール・ルメートル 炎の色(上・下) ハヤカワ文庫 
 続き物とは思えないが 
中屋敷均 科学と非科学 
その正体を探る 
講談社現代新書 
 歯切れが悪い 
井伏鱒二 荻窪風土記 新潮文庫 
 つまらなかった 
Tokin 実録 解離性障害のちぐはぐな日々 
私の中のたくさんのワタシ 
合同出版 
 漫画だから気楽に? 


* * * * * * * *


2019年5月
井上ユリ 姉・米原万里 文春文庫 
 まあ、こんなもの 
ボブ・ウッドワード FEAR 恐怖の男 
トランプ政権の真実 
日本経済新聞出版社 
 支離滅裂男を語る支離滅裂本 
五神真 大学の未来地図 
「知識集約型社会」を創る 
ちくま新書 
 東大の・・? 


* * * * * * * *


2019年4月
石田五郎 星の文人 
野尻抱影伝 
中公文庫 
 本人の文章は読んでいないが 
工藤美代子 快楽一路 中公文庫 
 まあ好きにしたら 
田房永子 他人のセックスを見ながら考えた ちくま文庫 
 視点が違うのではない 


* * * * * * * *


2019年3月
ダヴィド・ラーゲンクランツ ミレニアム5(上・下) 
復讐の炎を吐く女 
ハヤカワ文庫 
 ちょっと都合良すぎ 
佐藤光展 なぜ、日本の精神医療は暴走するのか 講談社 ×
 悪意を説く悪意 
江國香織ほか 100万分の1回のねこ 講談社文庫 
 面白くなく気味悪い 
パトリシア・コーンウェル 邪悪(上・下) 講談社文庫 
 そろそろ終わりか 
吉行和子 
冨士眞奈美 
おんなふたり 
奥の細道 迷い道 
集英社 
 期待はずれ 


* * * * * * * *


2019年2月
日野行介 除染と国家 
21世紀最悪の公共事業 
集英社新書 ×
 読む価値なし 
ダヴィド・ラーゲルクランツ ミレニアム4(上・下) 
蜘蛛の巣を払う女 
ハヤカワ文庫 
 前著者急死もこの展開なら 
松下幸之助 道をひらく PHP 
 目新しさはない 
高杉良 リベンジ 
巨大外資銀行 
講談社文庫 
 一部創作なのだが 
美濃部美津子 志ん生の食卓 新潮文庫 
 懐かしさ、半分か 


* * * * * * * *


2019年1月
土屋賢二 そしてだれも信じなくなった 文春文庫 ×
 くだらない 
松岡資明 公文書問題と日本の病理 平凡社新書 
 前半消化不良、後半?だが 
ポール・エクマン 
菅靖彦訳 
顔は口ほどに嘘をつく 河出文庫 
 何が悪い、原文?訳文?両方?? 
山川徹 カルピスをつくった男 
三島海雲 
小学館 
 散漫過ぎた 
岡茂雄 本屋風情 角川ソフィア文庫 
 記憶の儚さか 


* * * * * * * *


2018年12月
高崎卓馬 表現の技術 中公文庫 ×
 役に立たない 
ジョン・ル・カレ 地下道の鳩 
ジョン・ル・カレ回想録 
ハヤカワ文庫 
 まあいいことにしよう 
アンデシュ・ルースルンド& 
ステファン・トゥンベリ 
兄弟の血(上・下) ハヤカワ文庫 
 面白くない 
川上和人 鳥類学者 無謀にも恐竜を語る 新潮文庫 
 つまらない 


* * * * * * * *


2018年11月
吉田類 酒は人の上に人を造らず 中公新書 
 これも軽く 
群ようこ しない。 集英社 
 面白くなかった 
ジェフリー・アーチャー 
戸田裕之訳 
嘘ばっかり 新潮文庫 
 軽い読み物として 
八木澤高明 江戸・東京 色街入門 じっぴコンパクト新書 
 散漫だからこそ、か 
アンドリュー・ロス・ソーキン リーマンショックコンフィデンシャル 
倒れゆくウォール街の巨人(上・下) 
ハヤカワ・ノンフィクション文庫 
 複雑怪奇な金融商品 


* * * * * * * *


2018年10月
安藤百福発明記念館編 チキンラーメンの女房 
実録安藤仁子 
中央公論新社 
 朝ドラは脚色だらけ 
吉村昭 羆嵐 新潮文庫 
 気味悪いが事実なのだ 
佐藤愛子 
田辺聖子 
男の背中、女のお尻 中公文庫 
 時代のズレは、どうか 
稲垣栄洋 世界史を大きく動かした植物 PHP研究所 
 文章が下手 
マーク・グリーニー 暗殺者の潜入(上・下) 早川書房 
 面白いが目紛しい 
リチャード・パワーズ 
柴田元幸訳 
舞踏会へ向かう三人の農夫(上・下) 河出文庫 
 面白いと思わない 
リー・チャイルド パーソナル(上・下) 講談社文庫 
 埋め込みが見えるが 


* * * * * * * *


2018年9月
前川喜平 
* 
面従腹背 毎日新聞出版 ×
 こんなに酷いとは 
牧野成一 日本語を翻訳するということ 
失われるもの、残るもの 
中公新書 
 新書に盛り過ぎ 
是枝裕和 雲は答えなかった 
高級官僚 その生と死 
PHP文庫 
 そして、何故だけが残る 
川名壮志 謝るなら、いつでもおいで 
佐世保小六女児同級生殺害事件 
新潮文庫 
 あるよ動機は、でも理解できない 
吉田一彦 スパイと暗号の秘密 PHP ×
 何のつもり? 
ダニエル・E・リーバーマン 人体600万年史 
科学が明かす進化・健康・疾病 
ハヤカワノンフィクション文庫 
 偏向と偏見では 
原田マハ モダン 文春文庫 
 美術館に通じてないと難しいか 


* * * * * * * *


2018年8月
石黒圭 大人のための言い換え力 NHK出版新書 
 大の大人のため、ではない 
芳沢光雄 リベラルアーツの学び 
理系的思考のすすめ 
岩波ジュニア新書 ×
 散漫、誰に読ませたいのか 
柏原宏紀 明治の技術官僚 
近代日本をつくった長州五傑 
中公新書 
 つまらない 
新田次郎 ある町の高い煙突 文春文庫 
 肝心な所がはぐらかされたよう 
ベアテ・シロタ・ゴードン 
平岡磨紀子(構成・文) 
1945年のクリスマス 
日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝 
朝日文庫 ◯ 
 少し違うと思うけど 
呉座勇一 陰謀の日本中世史 角川新書 
 これだって言いたい放題 


* * * * * * * *


2018年7月
押井守 やっぱり友だちはいらない。 東京ニュース通信社 
 当たり前、でも、通じない 
森田真生 数学する身体 新潮文庫 
 面白くない 
新戸雅章 江戸の科学者 
西洋に挑んだ異彩列伝 
平凡社新書 
 史実と脚色の混交 
ベンジャミン・ジェイコブス アウシュヴィッツの歯科医 紀伊国屋書店 
 ユダヤ人虐待の一面として 
城山三郎 毎日が日曜日 新潮文庫 
 時代のズレは致し方なし 
林真理子 正妻(上・下) 
慶喜と美賀子 
講談社文庫 
 つまらない展開 
帚木蓬生 悲素(上・下) 新潮文庫 
 真相は闇、のまま 


* * * * * * * *


2018年6月
佐竹茉莉子 猫だって・・・・・・。 辰巳出版 
 十猫十色ねぇ〜 
コードウェイナー・スミス スキャナーに生きがいはない ハヤカワ文庫 
 短編の重複は読み解きにくい 
スティーヴン・ワインバーグ 科学の発見 文藝春秋 
 偏った解釈では 
網野善彦 
鶴見俊輔 
歴史の話 
日本史を問いなおす 
朝日文庫 
 酷い欠陥を見る思い 
中路啓太 ロンドン狂瀾(上・下) 光文社文庫 
 どこから創作? 
マイケル・ロボサム 生か、死か(上・下) ハヤカワ文庫 
 いい筋だと思う 
大岡昇平 事件 創元推理文庫 
 煩雑な部分を飛ばしながら読んだ 


* * * * * * * *


2018年5月
青木冨貴子 GHQと戦った女 沢田美喜 新潮文庫 
 看板には偽り、と思うけど 
児玉博 テヘランからきた男 
西田厚聰と東芝壊滅 
小学館 
 要点が見えてこない 
五十嵐泰正 原発事故と「食」 
市場・コミュニケーション・差別 
中公新書 
 経験に基づくが物足りぬ 
鈴木智彦 全員死刑 小学館文庫 
 犯罪心理は役に立たない 
小山慶太 <どんでん返し>の科学史 
蘇る錬金術、天動説、自然発生説 
中公新書 
 こじつけ過ぎ 


* * * * * * * *


2018年4月
徳川夢声 話術 新潮文庫 
 まあ、そんなものか 
ピェール・ブーレーズ 
ジャン=ピェール・シャンジュー 
フィリップ・マヌリ 
魅了されたニューロン 
脳と音楽をめぐる対話 
法政大学出版局 
 教養不足と実験の誤り 
マリオ・リヴィオ 神は数学者か? ハヤカワ・ノンフィクション文庫 
 数式無く助かる 
 昭和天皇独白録 文春文庫 
 がっかりするな 
デイヴ・エガーズ ザ・サークル ハヤカワ文庫 
 気味が悪い 
ジョン・ル・カレ 繊細な真実 ハヤカワ文庫 
 場面の飛び方に戸惑うが 
田口久美子 増補書店不屈宣言 ちくま文庫 
 話題あれど視野狭し 


* * * * * * * *


2018年3月
共同通信ロンドン支局取材班編 ノーベル賞の舞台裏 ちくま新書 ×
 目新しさなく、ダメ本 
岡崎武志 古本で見る昭和の生活 ちくま文庫 
 知らぬことも多い 
鴻上尚史 不死身の特攻兵 
軍神はなぜ上官に反抗したか 
講談社現代新書 
 話題ほどではなく 
能町みね子 お話はよく伺っております 文春文庫 ×
 つまらない 
鳥飼玖美子 英語教育の危機 ちくま新書 
 拘りは強くなるばかりだが 


* * * * * * * *


2018年2月
細谷正充編 情に泣く 朝日時代小説文庫 
 気楽な短編集 
田口幹人 まちの本屋 
知を編み、血を継ぎ、血を耕す 
ポプラ社 
 だからダメなんだ 
小菅桂子 にっぽん洋食物語大全 ちくま文庫 
 蘊蓄満載 


* * * * * * * *


2018年1月
オーレ・トシュテンセン あるノルウェー大工の日記 X-Knowledge 
 実像は浮かびにくいが面白い 
沢木耕太郎 キャパへの追走 文春文庫 
 まあまあ面白い 
田村祥蔵 仙人と呼ばれた男 
画家・熊谷守一の生涯 
中央公論新社 
 今ひとつ面白くない 
小谷野敦 文豪の女遍歴 幻冬舎新書 ×
 つまらない 
左巻健男 暮らしのなかのニセ科学 平凡社新書 
 度が過ぎると思える部分も 
梅田悟司 捨て猫に拾われた男 日本経済新聞出版社 
 こじつけすぎ 
ジェフリー・アーチャー 
戸田裕之訳 
永遠に残るは(上・下) 新潮文庫 
 やっと終わった! 


* * * * * * * *


2017年12月
阿古真里 料理は女の義務ですか 新潮新書 
 題名がいけない 
倍賞千恵子 倍賞千恵子の現場 PHP新書 
 気楽に読める 
酒井順子 男尊女子 集英社 
 知ったか、無知 
斎藤明美 高峰秀子の捨てられない荷物 ちくま文庫 
 覗き見は嫌い 


* * * * * * * *


2017年11月
今野晴貴 ブラック奨学金 文春新書 ×
 「ブラック」な読む価値のない人間 
藤岡信勝・三浦小太郎(編著) 通州事件 
日本人はなぜ虐殺されたのか 
勉誠出版 
 歴史上の事実はどこにある 
ブライアン・デンソン スパイの血脈 早川書房 
 繋がりが読み取りにくい 
井上亮 天皇の戦争宝庫 
知られざる皇居の靖国「御府」 
ちくま新書 
 中身が見えない 
城戸久枝 祖国の選択 
あの戦争の果て、 
日本と中国の狭間で 
新潮文庫 
 大切なことは何か 
ブライアン・フリーマントル クラウド・テロリスト(上・下) 新潮文庫 
 肝心な所はぼかされ 


* * * * * * * *


2017年10月
帚木蓬生 ネガティブ・ケイパビリティ 
答えの出ない事態に耐える力 
朝日選書 
 少しずれているようだ 
NHKラジオセンター 
「夏休み子ども科学電話相談」制作班 
大人もおどろく 
「夏休み子ども科学電話相談」 
サイエンス・アイ新書 
 うまい答えの見つけ方 
松原惇子 老後ひとりぼっち SB新書 ×
 数字も扱えないお馬鹿本 
ジャン=ガブリエル・ガナシア そろそろ、人工知能の真実を話そう 早川書房 
 哲学で考えるの? 
ガリレオ・ガリレイ 
伊藤和行訳 
星界の報告 講談社学術文庫 
 観測の基本か 
和田博文編 猫の文学館II 
この世界の境界を越える猫 
ちくま文庫 
 死ぬ話、いなくなる話は要らない 
和田博文編 猫の文学館I 
世界は今、猫のものになる 
ちくま文庫 
 可愛い話も 


* * * * * * * *


2017年9月
田中眞紀子 父と私 日刊工業新聞社 
 やはり本人でなければ 
瀬戸内みなみ にっぽん猫島紀行 イースト新書 
 島それぞれ 
伊藤公一朗 データ分析の力 
因果関係に迫る思考法 
光文社新書 
 一般化できない 
高村正彦 
三浦瑠麗 
国家の矛盾 新潮新書 
 詰めが甘い 
高杉良 勁草の人 中山素平 文春文庫 ×
 つまらない 
湊かなえ 他 猫が見ていた 文春文庫 
 良いの悪いの 


* * * * * * * *


2017年8月
山下洋輔 
相倉久人 
ジャズの証言 新潮新書 
 無知で解らぬ部分も多い 
パトリック・ロスファス キングキラー・クロニクル第1部 
風の名前(1-5) 
ハヤカワ文庫FT 
 次編は読まないかな 
長江俊和 出版禁止 新潮文庫 
 それほどでもないか 
武田百合子 日日雑記 中公文庫 
 気楽な読み物 
佐藤康宏 湯女図 
視線のドラマ 
ちくま学芸文庫 
 ミステリーほど面白くない 
川上和人 鳥類学者だからって、 
鳥が好きだと思うなよ。 
新潮社 
 借り物は今ひとつだった 


* * * * * * * *


2017年7月
樫尾幸雄 電卓四兄弟 
カシオ「創造」の60年 
中央公論新社 
 こちらの人生との重なり 
鈴木伸子 中央線をゆく、大人の街歩き 河出文庫 
 あまり面白くない 
蔡英文 蔡英文自伝 
台湾初の女性総統が歩んだ道 
白水社 
 共感できることが多い 
ジョン・ロンソン 
夏目大訳 
ルポ 
ネットリンチで人生を壊された人たち 
光文社新書 
 わかったような、そうでないような 
神谷美恵子 生きがいについて みすず書房 
 現実味は乏しいかも 
ジェシー・ベリング 
鈴木光太郎訳 
なぜペニスはそんな形なのか 
ヒトについての不謹慎で真面目な科学 
化学同人 ×
 原著も翻訳もまるでダメ 


* * * * * * * *


2017年6月
中澤克二 中国共産党 
闇の中の決戦 
日本経済新聞出版社 ×
 憶測ばかりで 
森永卓郎 消費税は下げられる! 
借金1000兆円の大嘘を暴く 
角川新書 
 でも机上の何とかかな 
イングリッド・デジュール 死を告げられた女 ハヤカワ文庫 
 今ひとつの感 
森 健 小倉昌男 祈りと経営 
ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの 
小学館 
 それほどでも 


* * * * * * * *


2017年5月
柳家小三治 落語家論 ちくま文庫 
 しつこいと思うところ、も 
國重惇史 住友銀行秘史 講談社 
 どこの話、やら 


* * * * * * * *


2017年4月
小林照幸 死の虫 
ツツガムシ病との闘い 
中央公論新社 
 重要な感染症研究の歴史 
メノ・スヒルトハウゼン ダーウィンの覗き穴 
性的器官はいかに進化したか 
早川書房 
 露骨な表現はどうも 
L・S・ヒルトン 真紅のマエストラ ハヤカワ文庫 
 描写がちょっと 


* * * * * * * *


2017年3月
ドナルド・キーン 
キーン誠己 
黄犬ダイアリー 平凡社 
 政治的な所以外は気楽に 
山口栄一 イノベーションはなぜ途絶えたか 
科学立国日本の危機 
ちくま新書 
 絵に描いた餅は食えぬ 
マーティン・ファクラー 世界が認めた「普通でない国」日本 祥伝社新書 
 明後日を向いてる 
野地秩嘉 イベリコ豚を買いに 小学館文庫 
 期待はずれ 
瀬川至朗 科学報道の真相 
ジャーナリズムとマスメディア共同体 
ちくま新書 
 こんな連中はダメだ 
ジョン・グリシャム 
白石朗訳 
汚染(上・下) 新潮文庫 
 終わりはあっさり 
小泉武夫 醤油・味噌・酢はすごい 
三大発酵調味料と日本人 
中公新書 
 作り方に興味あり 


* * * * * * * *


2017年2月
リチャード・ドーキンス 
吉成真由美[編・訳] 
進化とは何か ハヤカワ・ノンフィクション文庫 
 「日本語」が酷い 
ジェフリー・アーチャー 
戸田裕之訳 
機は熟せり(上・下) 新潮文庫 
 話の展開はちょっと嫌 
アンデシュ・ルースルンド& 
ステファン・トゥンベリ 
熊と踊れ(上・下) ハヤカワ文庫 
 帯ほどではない 
ディック・フランシス 興奮 ハヤカワ文庫 
 面白い仕掛け 
丹羽宇一郎 習近平はいったい何を考えているのか 
新・中国の大問題 
PHP新書 
 役に立つとは思えぬが 


* * * * * * * *


2017年1月
音 真司 Fランク化する大学 小学館新書 
 本も中身も薄っぺら 
牧野富太郎 牧野富太郎自叙伝 講談社学術文庫 
 自慢話と見ないで 
門田隆将 死の淵を見た男 
吉田昌郎と福島第一原発 
角川文庫 
 忘れない為に 
河合祥一郎 シェイクスピア 
人生劇場の達人 
中公新書 
 観劇の参考書かな 
佐藤愛子 九十歳。何がめでたい 小学館 
 まあ、気楽に 


* * * * * * * *


2016年12月
山田風太郎 人間万事嘘ばかり ちくま文庫 
 この世代の文句を聞いておく 
黒瀬奈緒子 ネコがこんなにかわいくなった理由 PHP新書 
 題名に偽りあり、だが 
大崎善生編 棋士という人生 
傑作将棋アンソロジー 
新潮文庫 
 人生だからと死に関わる話が多いのは 
山内太地/本間正人 高大接続改革 
変わる入試と教育システム 
ちくま新書 ×
 一部大学の悪質な宣伝 
J・メイナード=スミス 
木村武二訳 
生物学のすすめ ちくま学芸文庫 
 虫食いの見取り図だ 
広瀬和生 なぜ「小三治」の落語は面白いのか? 講談社+α文庫 
 落語の演目を知らないと・・ 


* * * * * * * *


2016年11月
NHK「ゲノム編集」取材班 ゲノム編集の衝撃 
「神の領域」に迫るテクノロジー 
NHK出版 
 的からずれた衝撃 
阿古真理 なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか 
パンと日本人の150年 
NHK出版新書 
 蘊蓄かなあ 
小林雅一 ゲノム編集とは何か 
「DNAのメス」クリスパーの衝撃 
講談社現代新書 
 衝撃は経済だけの予感? 
十川信介編 漱石追想 岩波文庫 
 知らないことが多い 
津田久資 あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか 
論理思考のシンプルな本質 
ダイヤモンド社 ×
 役立たず 


* * * * * * * *


2016年10月
鈴木大介 脳が壊れた 新潮新書 
 記録として良いが、一部的外れ 
リー・チャイルド 
小林宏明訳 
61時間(上・下) 講談社文庫 
 続くらしいのだが 
井上 旭 
神山典士 
フレンチの王道 
シェ・イノの流儀 
文春新書 
 味は伝わらず 
豊川斎赫 丹下健三 
戦後日本の構想者 
岩波新書 
 物足りないけれども 
加藤陽子 それでも、日本人は 
「戦争」を選んだ 
新潮文庫 
 見方の一つだろうが 
石田孫太郎 猫 河出文庫 
 百年前の文章が解らぬとは 


* * * * * * * *


2016年9月
岡本太郎 美の世界旅行 新潮文庫 
 強い拘りだけど、やっぱりあの人だ 
元村有希子 気になる科学 中経の文庫 
 偏りにがっかり 
パトリシア・コーンウェル 
池田真紀子訳 
標的(上・下) 講談社文庫 
 テンポは戻ったが 
ジェフリ・アーチャー 
戸田裕之訳 
剣より強し(上・下) 新潮文庫 
 少しテンポが戻ったか 
嘉数次人 天文学者たちの江戸時代 
暦・宇宙観の大転換 
ちくま新書 
 こんなことも知らず 


* * * * * * * *


2016年8月
山田 稔 天野さんの傘 編集工房ノア 
 懐かしい部分が 
黒木登志夫 研究不正 
科学者の捏造、改竄、盗用 
中公新書 
 歯切れが悪い 
鳥飼玖美子 本物の英語力 講談社現代新書 
 的確な指摘も 


* * * * * * * *


2016年7月
小島正美編 誤解だらけの遺伝子組み換え作物 エネルギーフォーラム ×
 所詮、こんな連中(本)では 
ロバート・M・エドゼル 
高儀進訳 
ミケランジェロ・プロジェクト 
ナチスから美術品を守った男たち 
角川文庫 
 翻訳が(多分元も)悪すぎる 


* * * * * * * *


2016年6月
D・カーネギー 話し方入門 創元社 
 今も通用するものが 
岩合光昭 イタリアの猫 新潮文庫 ◯
 写真ばかりですぐ終わる 


* * * * * * * *


2016年5月
D・カーネギー 道は開ける 創元社 
 これも違うところが 
ピエール・ルメートル 天国でまた会おう ハヤカワ文庫 ◯
 ついていけないところが 


* * * * * * * *


2016年4月
D・カーネギー 人を動かす 創元社 
 少し違うところも 
寺島実郎 二十世紀と格闘した先人たち 
一九〇〇年 アジア・アメリカの興隆 
新潮文庫 
 違和感あり 


* * * * * * * *


2016年3月
クライブ・カッスラー ステルス潜水艦を奪還せよ(上・下) 新潮文庫 
 邦題も変だし 
アミール・D・アクゼル 
青木薫訳 
「無限」に魅入られた天才数学者たち ハヤカワ文庫 
 可もなく不可もなし 
徳富蘇峰 徳富蘇峰 終戦後日記 
『頑蘇夢物語』 
講談社学術文庫 
 極論だが面白い 


* * * * * * * *


2016年2月
ラッセル・ブラッドン ウィンブルドン 創元推理文庫 
 光景は浮かばぬがまあまあ 
大塚信一 宇沢弘文のメッセージ 集英社新書 
 思想に左右されては学問ではない 
マット・リドレー 
田村浩二訳 
フランシス・クリック 
遺伝暗号を発見した男 
勁草書房 ×
 生物無知の翻訳では 
A・スコット・バーグ 
鈴木主税訳 
名編集者パーキンズ(上・下) 草思社文庫 
 恐ろしく長いけど 


* * * * * * * *


2016年1月
ドナルド・キーン 二つの母国に生きて 朝日文庫 
 凄いと思う 
長島有里枝 背中の記憶 講談社文庫 
 いただけない 
荒井利子 日本を愛した植民地 
南洋パラオの真実 
新潮新書 
 中途半端 
藤原てい 流れる星は生きている 偕成社文庫 
 子供達に、どうか 


* * * * * * * *


2015年12月
フレドリック・T・オルソン 人類暗号 ハヤカワ文庫 
 評判倒れ 
ちくま評伝シリーズ 陳健民 
四川料理を日本に広めた男 
筑摩書房 
 懐かしい 
井上章一 京都ぎらい 朝日新書 ×
 どうでもいい 
清水義範 ちょっと毒のあるほうが、
人生うまくいく! 
三笠書房 
 そうか、なあ?! 
本川達雄 生物多様性 
「私」から考える進化・遺伝・生態系 
中公新書 
 後半がダメ 


* * * * * * * *


2015年11月
福澤諭吉 
斎藤孝=訳 
現代語訳 文明論之概略 ちくま文庫 ◯
 為になる、ゾ! 
ジェイムズ・O・ウェザーオール ウォール街の物理学者 ハヤカワ・ノンフィクション文庫 ×
 不当な正当化 
寄藤文平 元素生活 化学同人 
 結構ためになる 


* * * * * * * *


2015年10月
新渡戸稲造 世渡りの道 文春学藝ライブラリー 
 役に立つかは人によりけり 
近藤宗平 低線量放射線の健康影響 近畿大学出版局 
 校正不足はいただけないけど 
清水 潔 騙されてたまるか 
調査報道の裏側 
新潮新書 
 騙される人が読むだろうか 


* * * * * * * *


2015年9月
山本七平 「常識」の研究 文春文庫 
 背景が古ぼけてしまって 
V・M・ジャンバンコ 闇からの贈り物(上・下) 集英社文庫 
 不気味だが面白い 
岡本隆司 袁世凱 
現代中国の出発 
岩波新書 
 何が違うのか? 
武田泰淳 司馬遷 
史記の世界 
講談社文芸文庫 
 可もなく不可もなし 
今野真二 盗作の言語学 
表現のオリジナリティーを考える 
集英社新書 
 視野が狭すぎる 
ノエル・ペリン 
川勝平太訳 
鉄砲を捨てた日本人 
日本史に学ぶ軍縮 
中公文庫 
 視点を変える 


* * * * * * * *


2015年8月
湯川秀樹 
池内了=編 
科学を生きる 
湯川秀樹エッセイ集 
河出文庫 
 違う視点が見える 
水村美苗 増補 日本語が亡びるとき 
英語の世紀の中で 
ちくま文庫 
 違うと思うこともある 


* * * * * * * *


2015年7月
ジョン・グリシャム 
白石朗訳 
司法取引 新潮文庫 
 少々中だるみかも 
加東大介 南の島に雪が降る ちくま文庫 
 肩に力を入れずに 
山口路子 エディット・ピアフという生き方 新人物文庫 
 軽い読み物 
河内敏康 
八田浩輔 
偽りの薬 
バルサルタン臨床試験疑惑を追う 
毎日新聞社 
 何かが違うような 
保阪正康 日本原爆開発秘録 新潮文庫 ×
 思い込みと推測による歪曲 
クライブ・カッスラー 
ポール・ケンプレコス 
パンデミックを阻止せよ 新潮文庫 
 筋はいいが、訳が駄目 


* * * * * * * *


2015年6月
吉田 茂 回想十年(上中下) 中公文庫 
 習っていないから興味深い 
寺田東一他 父・寺田寅彦 くもん出版 
 特別な感じはない 


* * * * * * * *


2015年5月
半藤一利他 「昭和天皇実録」の謎を解く 文春新書 
 何か物足りないような 
ジェフリー・アーチャー 
戸田裕之訳 
追風に帆を上げよ(上・下) 新潮文庫 
 長いよ、もう! 


* * * * * * * *


2015年4月
黒崎 誠 世界に冠たる中小企業 講談社現代新書 
 細かな記述は不正確だが 
塚谷裕一 スキマの植物の世界 中公新書 
 二匹目はないな 
トム・クランシー マーク・グリーニー 
田村源二訳 
米露開戦(1-4) 新潮文庫 
 面白いプロット 
山と渓谷社 編 ドキュメント 
御嶽山大噴火 
ヤマケイ新書 
 一部研究者の記事を除く 
アラン・コルバン 知識欲の誕生  藤原書店 
 つまらない 
一志治夫 奇跡のレストラン アル・ケッチャーノ 
食と農の都・庄内 パラディーゾ 
文春文庫 
 宣伝広告? 
宮脇 昭 鎮守の森 新潮文庫 
 我田引水 


* * * * * * * *


2015年3月
スティーヴン・キング 
白石朗訳 
リーシーの物語(上・下) 文春文庫 
 散漫で今一つ 
パトリシア・コーンウェル 
池田真紀子訳 
儀式(上・下) 講談社文庫 
 確かにくどく 
三遊亭圓歌 三遊亭圓歌ひとり語り 全部ウソ。 河出書房新社 
 まとまらないネ 


* * * * * * * *


2015年2月
富岡幸雄 
* 
税金を払わない巨大企業 文春新書 
 拝金主義の権化? 
ピエール・ルメートル その女アレックス 文春文庫 
 少しドタバタ 
安野光雅 会えてよかった 朝日新聞出版 
 つまらない人 
橋本 治 バカになったか、日本人 集英社 
 あなたも? 
森 鴎外 渋江抽斎 岩波文庫 
 意外に(?)面白い 
稲泉 連 復興の書店 小学館文庫 
 思い通りにはいかないけど 
ロコバント靖子 
* 
夫はバイリンガル失語症 
日本語教師が綴る 
闘病と回復の五年間 
大修館書店 
 職場復帰への拘りは?印かな 


* * * * * * * *


2015年1月
高田昌幸 
* 
真実 
新聞が警察に跪いた日 
角川文庫 
 ひでぇ話だ 
エリック・サティ 
秋山邦晴/岩佐鉄男編訳 
卵のように軽やかに 
サティによるサティ 
ちくま学芸文庫 
 重苦しい 
稲泉 連 命をつなげ 
東日本大震災、 
大動脈復旧への戦い 
新潮文庫 
 歴史の一コマ 
デイヴィッド・ロックフェラー ロックフェラー回顧録(上・下) 新潮文庫 
 ありがちな回顧録でもある 
松尾義之 
*** 
日本語の科学が世界を変える 筑摩選書 
 応援団からのエール 
早野龍五 
糸井重里 
知ろうとすること。 新潮文庫 
 そういうことだったか 


* * * * * * * *


2014年12月
テリー・ヘイズ 
山中朝晶訳 
ピルグリム(1・2・3) ハヤカワ文庫 
 長くて転々だが面白い 
カズオ・イシグロ わたしを離さないで 早川書房 
 ダラダラ続く 
野地秩嘉 打ち合わせの天才 光文社新書 
 役に立たない 
ダニエル・キイス 24人のビリー・ミリガン(上・下) 早川書房 
 狂気の涯 
中谷宇吉郎 寺田寅彦 
わが師の追想 
講談社学術文庫 
 より詳しく見えた 
ジェシー・ケラーマン 駄作 ハヤカワ文庫 
 展開は難解?! 
杉 晴夫 
* 
論文捏造はなぜ起きたのか? 光文社新書 ×
 甚だしい老害 


* * * * * * * *


2014年11月
ピーター・バーンスタイン リスク(上・下) 
神々への反逆 
日経ビジネス人文庫 
 前出版以降の変化と確率の問題 
広瀬立成 相対性理論の一世紀 講談社学術文庫 
 未だに理解できないけど 
マーカス・デュ・ソートイ 
冨永 星訳 
シンメトリーの地図帳 新潮文庫 
 殆どが数学 
池上季実子 向き合う力 講談社現代新書 ×
 タレント本が新書?! 


* * * * * * * *


2014年10月
青柳いづみこ グレン・グールド 
未来のピアニスト 
ちくま文庫 
 面白い、専門語を除けば 
向田邦子 霊長類ヒト科動物図鑑 文春文庫 
 気軽な読み物 
リー・チャイルド 最重要容疑者(上・下) 講談社文庫 
 プロットの問題はあるが 
アイザック・アシモフ 
太田次郎訳 
生物学の歴史 講談社学術文庫 
 現代じゃなく、黎明期の歴史 
原田 実 
* 
江戸しぐさの正体 
教育をむしばむ偽りの伝統 
星海社新書 
 捏造も史実? 
大佛次郎 猫のいる日々 徳間文庫 
 猫、ねこ、ネコ 
一青 妙 わたしの台南 
「ほんとうの台湾」に出会う旅 
新潮社 
 行ってみたくなる? 


* * * * * * * *


2014年9月
酒井 潔 日本歓楽郷案内 中公文庫 
 過激さはないな 
澤田哲生 編 
* 
原発とどう向き合うか 
科学者たちの対話2011〜'14 
新潮新書 
 中身はそれなりでも彼らも一方的 
牧野賢治 
* 
科学ジャーナリストの半世紀 
自分史から見えてきたこと 
化学同人 
 足らないものがあるけれど 
ジェラルド・ダレル 
池澤夏樹訳 
虫とけものと家族たち 中公文庫 
 確かに面白くホッとする 
塚谷裕一 スキマの植物図鑑 中公新書 
 探してしまうかも 
ダニエル・チャモヴィッツ 
矢野真千子訳 
植物はそこまで知っている 
感覚に満ちた世界に生きる植物たち 
河出書房新社 
 誤解を植え付ける本、酷訳 
マーク・カーランスキー 
山本光伸訳 
塩の世界史(上・下) 
歴史を動かした小さな粒 
中公文庫 
 面白いが、世界史? 
 欧米史だろ 


* * * * * * * *


2014年8月
垂水雄二 
* 
科学はなぜ誤解されるのか 
わかりにくさの理由を探る 
平凡社新書 
 題とは違う限定的例だけ 
林 主税 日本真空の恩人たち 
世界一の真空メーカー・ 
アルバックの誕生と成長の物語 
白日社 
 話の繋がりは難だけど 
日野原重明 医学するこころ 
オスラー博士の生涯 
岩波現代文庫 
 話題は古いけど 
入江相政 城の中 中公文庫 
 脚色を意識せず 
川又一英 ヒゲのウヰスキー誕生す 新潮文庫 
 そういう繋がりか 


* * * * * * * *


2014年7月
片田珠美 
* 
他人を攻撃せずにはいられない人 PHP新書 ×
 害になる本 
幸田 文 きもの 新潮文庫 
 死後の発刊、続編なしか 
楠木 新 働かないオジサンの 
給料はなぜ高いのか 
新潮新書 
 誰に読んで欲しい? 
ジョン・グリシャム 
白石 朗訳 
巨大訴訟(上・下) 新潮文庫 
 加速感が良い 
荻野美穂 女のからだ 
フェミニズム以後 
岩波新書 
 利害だけが膨張? 
ドルー・チャップマン 米中対決 
見えない戦争 
ハヤカワ文庫 
 いつ現実に 
高杉 良 虚像の政商(上・下) 新潮文庫 
 焚書は戯れ言にしても 


* * * * * * * *


2014年6月
吉野次郎 何故2人のトップは自死を選んだのか 
JR北海道、腐食の系譜 
日経BP社 
 無駄な反復ばかり 
H・F・セイント 透明人間の告白(上・下) 河出文庫 
 話の進むテンポに難あり 
菊池 誠 
小峰公子 
いちから聞きたい放射線のほんとう 筑摩書房 
 少しは解るかな? 
辻 芳樹 和食の知られざる世界 新潮新書 ×
 へたくそな宣伝 
ジェフリー・アーチャー 
戸田裕之訳 
裁きの鐘は(上・下) 新潮文庫 
 少々くどくなりつつ 
高知新聞社 編 MAKINO 北隆館 
 目新しさに欠ける 
マーク・プライヤー 古書店主 ハヤカワ文庫 
 中々に面白い 


* * * * * * * *


2014年5月
城山三郎 「粗にして野だが卑ではない」 
石田禮助の生涯 
文春文庫 
 普通に思えるけど 
江守奈比古 懐石料理とお茶の話(上・下) 
八代目八百善主人と語る 
中公文庫 
 廃れるのも已む無し 
尾関 章 科学をいまどう語るか 
啓蒙から批評へ 
岩波書店 
 語る資格なし 
筒井清忠 近衛文麿 
教養主義的ポピュリストの悲劇 
岩波現代文庫 
 新味なし 
鶴見太郎 座談の思想 新潮選書 
 本質まではどうか 
三木成夫 生命とリズム 河出文庫 
 解せない偏りは除き 
Anthony T. Tu サリン事件 
科学者の目でテロの真相に迫る 
東京化学同人 
 総括としても興味深い 


* * * * * * * *


2014年4月
津田敏秀 医学的根拠とは何か 岩波新書 ×
 狂気にも似た感覚か 
菅野 仁 友だち幻想 
人と人の<つながり>を考える 
ちくまプリマー新書 
 大意は良いが、何を課すか 
ダンカン・ワッツ 偶然の科学 ハヤカワ・ノンフィクション文庫 
 根本的な何かが間違っている 
遠田恵子 自分を伝える話し方 えい出版社 
 ごく普通かな 
トム・クランシー 
田村源二訳 
米中開戦(1-4) 新潮文庫 
 少々過激な設定か 
野田正彰 うつに非ず 
うつ病の真実と精神医療の罪 
講談社 
 強すぎる拘りが残念 
福原義春 美 
「見えないものをみる」ということ 
PHP新書 
 杜撰な部分もあるが 


* * * * * * * *


2014年3月
岩波 明 精神科医が狂気をつくる 
臨床現場からの緊急警告 
新潮文庫 ×
 支離滅裂!有害無益 
帚木蓬生 蠅の帝国 
軍医たちの黙示録 
新潮文庫 
 悲惨 
ロバート・ジャクソン・ベネット カンパニー・マン(上・下) ハヤカワ文庫 
 読みにくい所もあるが 
パトリシア・コーンウェル 
池田真紀子訳 
死層(上・下) 講談社文庫 
 マンネリと高額化 
コンラート・ローレンツ 
日高敏隆訳 
ソロモンの指環 ハヤカワ文庫 
 期待とは少し違った 
群ようこ パンとスープとネコ日和 ハルキ文庫 
 リズム不定だなぁ 
風樹 茂 東京ドヤ街盛衰記 
日本の象徴・山谷で生きる 
中公新書ラクレ 
 思惑蠢く 


* * * * * * * *


2014年2月
高峰秀子編 おいしいおはなし ちくま文庫 
 まあまあ 
中村桂子 
* 
科学者が人間であること 岩波新書 ×
 他人の言葉ばかり 
オリヴァー・サックス 
吉田利子訳 
火星の人類学者 
脳神経科医と7人の奇妙な患者 
ハヤカワ文庫 
 とても面白い、けど 
ボビー・ジョーンズ ゴルフの神髄 ちくま文庫 
 プレイしなくとも 
瀧本哲史 
* 
君に友だちはいらない 講談社 ×
 「残念な」本 
鹿島 茂 パリ、娼婦の街 
シャン=ゼリゼ 
角川ソフィア文庫 
 前作よりはましだが 
トム・クランシー テロリストの回廊(上・下) 新潮文庫 
 踏み込み過ぎの感はある 


* * * * * * * *


2014年1月
鶴見俊輔 
* 
文章心得帖 ちくま学芸文庫 
 微妙な距離感なのかな 
ヘンリー・ミンツバーグ マネジャーの実像 
「管理職」はなぜ仕事に追われているのか 
日経BP社 ×
 過小な実像では?印 
北原みのり 毒婦。 
木島佳苗100日裁判傍聴記 
講談社文庫 ×
 解らなくても書けることなら 
五十嵐享平 人体特許 
狙われる遺伝子情報 
PHPサイエンス・ワールド新書 ×
 間違い多すぎ 
佐藤朋彦 数字を追うな統計を読め 
データを読み解く力をつける 
日本経済新聞出版社 
 狭い個別例では目的にそぐわぬ 
岸 惠子 私の人生 
ア・ラ・カルト 
朝日文庫 
 合わない人だな 
監修・鳩居堂 鳩居堂の日本のしきたり豆知識 マガジンハウス 
 知らないことが多い 


* * * * * * * *


2013年12月
富山和子 水の旅 
日本再発見 
中公文庫 
 視点を変えるため 
小松 裕 田中正造 
未来を紡ぐ思想人 
岩波現代文庫 ×
 まったくダメ 
小山慶太 若き物理学徒たちのケンブリッジ 新潮文庫 
 何か足りない気がする 
鹿島 茂 パリ、娼婦の館 
メゾン・クローズ 
角川ソフィア文庫 
 期待外れ 
紅野敏郎他 編 日本近代短編小説選 
明治篇2 
岩波文庫 
 寡聞にして、も含み 
森まゆみ 明治東京畸人傳 中公文庫 
 奇異な土地なのか 
小林秀雄 モオツァルト・無常という事 新潮文庫 
 面倒とも思うが 


* * * * * * * *


2013年11月
ニール・シュービン 
垂水雄二訳 
ヒトの中の魚、魚の中のヒト 
最新科学が明らかにする 
人体進化35億年の旅 
ハヤカワノンフィクション文庫 
 基本的な考えは同じまま 
 より細かな証拠が並ぶ 
紅野敏郎他 編 日本近代短編小説選 
明治篇1 
岩波文庫 
 読みにくいな、やはり 
藤沢周平 蝉しぐれ 文春文庫 
 リズムよし 
ジェフリー・アーチャー 
戸田裕之訳 
死もまた我等なり(上・下) 新潮文庫 
 少し緩みもあるけれど 
ロバート・ウォルク 
ハーパー保子訳 
料理の科学1・2 楽工社 
 もう少し整理した方がいい 
半藤一利 
宮崎駿 
半藤一利と宮崎駿の腰抜け愛国談義 文春ジブリ文庫 
 偏見に気付かぬ人たち 
フィリップ・カーター 
池田真紀子訳 
骨の祭壇(上・下) 新潮文庫 
 無理筋もあるが面白い 


* * * * * * * *


2013年10月
紅野敏郎他 編 日本近代短編小説選 
大正篇 
岩波文庫 
 好かないものもあるが 
クライブ・カッスラー 
ダーク・カッスラー 
神の積荷を守れ(上・下) 新潮文庫 
 宗教的背景は馴染めぬが 
小佐田定雄 枝雀らくごの舞台裏 ちくま新書 
 笑いの後の涙 
スティーヴン・キング 書くことについて 小学館文庫 
 小説だけでなく書くこと全般に 
藻谷浩介 
NHK広島取材班 
里山資本主義 
日本経済は「安心の原理」で動く 
角川oneテーマ21 
 良いけど尺度はいかんな 
鳥越 碧 漱石の妻 講談社文庫 
 事実としても書き方があると思う 
V・S・ラマチャンドラン 脳のなかの天使 角川書店 ×
 こんな本を薦める書評も× 


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2013年9月
紅野敏郎他 編 日本近代短編小説選 
昭和篇3 
岩波文庫 
 それぞれに違う読みやすさ 
読売新聞大阪本社社会部 性犯罪報道 
いま見つめるべき現実 
中公文庫 
 重大なことだが、何かが落ちている 
紅野敏郎他 編 日本近代短編小説選 
昭和篇2 
岩波文庫 
 戦後の悲惨さが残る 
斎藤明美 最後の日本人 新潮文庫 
 少々持論が多すぎるけど 
竹島 茂 速記曼荼羅鉛筆供養 
大河内翠山と同時代の速記者たち 
STEP 
 記憶と記録 
城山三郎 落日燃ゆ 新潮文庫 
 人間の潔さ、浅ましさ、醜さ 
紅野敏郎他 編 日本近代短編小説選 
昭和篇1 
岩波文庫 
 テンポの違いに気付く 


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2013年8月
谷本真由美 キャリアポルノは人生の無駄だ 朝日新書 
 的外れを蔑む的外れ人間 
工藤隆雄 富士山のオキテ 
世界遺産を歩いてみよう 
新潮文庫 
 まずはその気になって 
笠井献一 科学者の卵たちに贈る言葉 
江上不二夫が伝えたかったこと 
岩波書店 
 伝わるかどうかは別 
小林昭七 顔をなくした数学者 
数学つれづれ 
岩波書店 
 数学に興味がないと 
宮沢賢治 ちくま日本文学003 筑摩書房 
 落ち着かせるのかな 
桑原武夫 文学入門 岩波新書 
 半世紀前からの心配 
スティーヴン・キング 
白石朗訳 
図書館警察 文春文庫 
 気味悪いんだ 


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2013年7月
アラン・グレン 
佐々田雅子訳 
鷲たちの盟約 新潮文庫 
 改変も元を知らぬと 
ジェフリー・アーチャー 
戸田裕之訳 
時のみぞ知る(上・下) 新潮文庫 
 はじまりはじまり 
安藤寿康 遺伝子の不都合な真実 
すべての能力は遺伝である 
ちくま新書 
 希薄な論拠、曲がった筋道 
河合隼雄 
柳田邦男 
心の深みへ 
「うつ社会」脱出のために 
新潮文庫 
 老害かも知れない 


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2013年6月
山本益博 名人芸の黄金時代 
桂文学の世界 
中公文庫 
 くどい 
中村禎里 生物学の歴史 ちくま学芸文庫 
 昔のことには良いが 
ウィリアム・ギブスン ニューロマンサー 早川書房 
 薦められたが、話が見えぬ 
今野 敏 初陣 
隠蔽捜査3.5 
新潮文庫 
 本編を知っていた方が良いか 
外山滋比古 日本語のかたち 河出文庫 
 古いのと、重なるのと 


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2013年5月
小林秀雄 考えるヒント 文春文庫 
 でもあんなきっかけで売れると思うのか 
永江 朗 新宿で85年、 
本を売るということ 
メディアファクトリー新書 
 記録として、か 
兼田麗子 大原孫三郎 
善意と戦略の経営者 
中公新書 
 伝わるものは意外に少ないが 
一ノ瀬正樹 放射能問題に立ち向かう哲学 筑摩選書 
 喩えは?だが、真面目な取り組み 
フェリクス・J・パルマ 宙の地図(上・下) ハヤカワ文庫 
 随分振り回される 
高峰秀子 コットンが好き 文春文庫 
 気難しさも覗く 
仲代達矢 遺し書き 
仲代達矢自伝 
中公文庫 
 少し重いか、な 


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2013年4月
田辺聖子 ひよこのひとりごと 
残るたのしみ 
中公文庫 
 気安う、な 
潮木守一 職業としての大学教授 中公叢書 
 ここにも的を射たつもりの人が 
美馬のゆり 理系女子的生き方のススメ 岩波ジュニア新書 
 ススメない 
春日太一 仲代達矢が語る 
日本映画黄金時代 
PHP新書 
 重なりが少し気になるが 
半藤一利 幕末史 新潮文庫 
 思いが過ぎて 
石川九楊 
* 
縦に書け! 
横書きが日本人を壊す 
祥伝社新書 ×
 支離滅裂 
三浦哲郎 おふくろの夜回り 文春文庫 
 軽い読み物として 


* * * * * * * *


2013年3月
高杉 良 男の貌 
私の出会った経営者たち 
新潮新書 
 男だけ、と 
パトリシア・コーンウェル 
池田真紀子訳 
血霧(上・下) 講談社文庫 
 今作はまずまずか 
青木省三 ぼくらの中の発達障害 ちくまプリマー新書 
 どうかと思う所もあるが 
高峰秀子 にんげん蚤の市 新潮文庫 
 最近少ない気軽な読み物として 
多和田葉子 エクソフォニー 
母語の外に出る旅 
岩波現代文庫 
 だけどどうかなぁ 
群ようこ 三人暮らし 角川文庫 
 今一つ 
中曽根康弘 
* 
青山常運歩 毎日新聞社 
 期待外れ 


* * * * * * * *


2013年2月
又井健太 阿佐ヶ谷ラプソディ ハルキ文庫 
 町並みが浮かべばなお良し 
池内 了 科学の限界 ちくま新書 
 ふざけすぎ 
佐野衛 書店の棚 
本の気配 
亜紀書房 
 駆け出しには高度か 
岩下尚史 名妓の夜咄 文春文庫 
 飾り言葉は難だけど 
トム・クランシー 
田村源二訳 
ライアンの代価(1-4) 新潮文庫 
 四分冊は長いな 
ポール・ディラック 
人と業績 
アブラハム・パイスほか 
藤井昭彦訳 
ちくま学芸文庫 
 難しすぎる 
学生とシニアの対話会 とことん語る 
福島事故と原子力の明日 
学生と原子力OBの往復書簡 
日本電気協会新聞部 
 偏りはあるが、示唆に富む 


* * * * * * * *


2013年1月
井上荒野 つやのよる 新潮文庫 
 したけりゃ勝手にすれば 
加瀬英明 
ヘンリー・S・ストークス 
* 
何故アメリカは、 
対日戦争を仕掛けたのか 
祥伝社新書 ×
 事実にしても、余りに下品で下劣な表現 
塩野米松 ネジと人工衛星 
世界一の工場町を歩く 
文春新書 
 偏りが気になる 
北 康利 吉田茂 
ポピュリズムに背を向けて(上・下) 
講談社文庫 
 分冊の必要はない 
森 健 ビッグデータ社会の希望と憂鬱 河出文庫 
 放置された間違いも多く、的も絞れていないが 
エドナ・エグチ・リード 
加藤恭子・平野加代子訳 
スパイにされた日本人 
時の壁をこえて紡ぎなおされた 
父と娘の絆 
悠書館 
 訳が悪い、多分原文も 
グウェン・ラヴェラ 
山内玲子訳 
ダーウィン家の人々 
ケンブリッジの思い出 
岩波現代文庫 
 特別でもなく 


* * * * * * * *


2012年12月
福山哲郎 原発危機 
官邸からの証言 
ちくま新書 
 杜撰な将来展望以外はよい 
語り・桂米朝 
聞き手・市川寿憲 
[米朝よもやま噺]  
歳々年々、藝同じからず 
朝日新聞出版 
 調子は今一つ、か 
雨宮まみ 女子をこじらせて ポット出版 
 こんな本が増えているな 
須藤靖貴 池波正太郎を歩く 講談社文庫 
 でも、作品を読んでからの方が 
伊藤 守 ドキュメント 
テレビは原発事故をどう伝えたのか 
平凡社新書 
 後出しジャンケンだな、これ 
  独り言に書評的なものを 
司馬遼太郎 街道をゆく40 
台湾紀行 
朝日文庫 
 この文体はどうもね 
湯浅浩史 植物からの警告 ちくま新書 
 偏りの著しさも含め 


* * * * * * * *


2012年11月
中野 淳 青い絵具の匂い 
松本竣介と私 
中公文庫 
 画家というものはこんな 
河谷史夫 新聞記者の流儀 
戦後24人の名物記者たち 
朝日文庫 
 あれほどの危機感が活かせなかった 
武田泰淳 ニセ札つかいの手記 
武田泰淳異色短篇集 
中公文庫 
 異色かどうかわからぬ 
ドナルド・キーン 
金関寿夫 訳 
百代の過客 講談社学術文庫 
 分厚い中身 
森まゆみ 鴎外の坂 中公文庫 
 余分な力が入り 
田部井淳子 タベイさん、頂上だよ 
田部井淳子の山登り半生記 
ヤマケイ文庫 
 こんな人もいる 
なぎら健壱 町の忘れもの ちくま新書 
 そういえば・・・ 


* * * * * * * *


2012年10月
沢村貞子 わたしの献立日記 中公文庫 
 献立表だけかと思ったが 
矢野誠一 三遊亭圓朝の明治 朝日文庫 
 少し違う見方のようだが 
小出裕章 
渡辺満久 
明石昇一郎 
「最悪」の核施設 
六カ所再処理工場 
集英社新書 ×
 想定外の薄っぺら 
マーティン・ファクラー 「本当のこと」を伝えない日本の新聞 双葉新書 
 でも、誰の責任? 
クライブ・カッスラー フェニキアの至宝を奪え(上・下) 新潮文庫 
 宗教絡みはいただけないが 
新田次郎 小説に書けなかった自伝 新潮文庫 
 あの頃は良く読んだ 
宇佐見承 池袋モンパルナス 
大正デモクラシーの画家たち 
集英社文庫 
 政治との結びつきがいけない 


* * * * * * * *


2012年9月
高峰秀子 わたしの渡世日記(上・下) 新潮文庫 
 中々に面白い 
石田伸也 ちあきなおみに会いたい。 徳間文庫 
 こういう人たちが居るんだ 
野見山暁治 異郷の陽だまり 生活の友社 
 長生きは得か損か 
菊池俊朗 槍ヶ岳とともに 
穂苅家三代と山荘物語 
信濃毎日新聞社 
 面白くない 
A. T. Tu ニュースになった毒 東京化学同人 
 訳の分からぬ所もあるが 
竹内正浩 地図と愉しむ東京歴史散歩 
都心の謎篇 
中公新書 
 可もなく不可もなく 
井上理津子 さいごの色街 飛田 筑摩書房 
 特に素晴らしいわけでもないが 


* * * * * * * *


2012年8月
アクセル・カーン 
林昌宏 訳 
モラルのある人は、そんなことはしない トランスビュー ×
 倫理道徳以前に・・肩いからせて 
 更に、翻訳も酷い 
蔡 焜燦 台湾人と日本精神 
日本人よ胸を張りなさい 
小学館文庫 
 気恥ずかしさを感じる程 
山口治子 瞳さんと 小学館文庫 
 どうも雰囲気が 
幸田 文 
川上弘美 選 
精選女性随筆集 一 幸田文 文藝春秋 
 少し雰囲気が違うのか 
上野正彦 神がいない死体 
平成と昭和の切ない違い 
朝日文庫 
 だからどうというわけでも 
岡田茉莉子 女優 岡田茉莉子 文春文庫 
 全部が良いわけでも 
山本義正 父 山本五十六 朝日文庫 
 父子の思い出として 


* * * * * * * *


2012年7月
重田園江 ミシェル・フーコー 
近代を裏から読む 
ちくま新書 
 日本語がダメ! 
安田文吉 なごや飲食夜話 中日新聞社 
 狭窄、重複満載だが 
アダム・カバット 江戸の可愛らしい化物達 祥伝社新書 
 はて、どうしたものか 
北村行孝・三島 勇 日本の原子力施設全データ 
「しくみ」と「リスク」を再確認する 
講談社 
 主張の偏りは否めないが 
パトリシア・コーンウェル 
池田真紀子 訳 
変死体(上下) 講談社文庫 
 筋立てが変わった 
スティーグ・ラーソン ミレニアム3(上・下) 
眠れる女と狂卓の騎士 
ハヤカワ文庫 
 中だるみが済み 
中野雅至 1勝100敗! あるキャリア官僚の転職記 
大学教授公募の裏側 
光文社新書 
 勝ったからこその 


* * * * * * * *


2012年6月
ジャレド・ダイアモンド セックスはなぜ楽しいか 草思社 
 想像とは違う、多分 
小川三夫 不揃いの木を組む 文春文庫 
 筋が違う気が 
スティーグ・ラーソン ミレニアム2(上・下) 
火と戯れる女 
ハヤカワ文庫 
 少し慣れたか 
読売新聞社 青い閃光 
「東海臨界事故」の教訓 
中公文庫 
 事故は事故として、教訓とは何か? 
ジェフリー・アーチャー 遥かなる未踏峰(上・下) 新潮文庫 
 何処までが史実か? 
藤沢数希 「反原発」に不都合な真実 新潮新書 
 極論、大局論? 


* * * * * * * *


2012年5月
小山慶太 寺田寅彦 
漱石、レイリー卿と和魂洋才の物理学 
中公新書 
 ある一面からか 
神谷 律 太古からの9+2構造 
繊毛のふしぎ 
岩波書店 
 引っかかる所はあるが 
西原理恵子 西原理恵子の太腕繁盛記 
FXでガチンコ勝負!編 
新潮文庫 
 久々の漫画はきつい 
近藤勝重 書くことが思いつかない人のための文章教室 幻冬舎新書 
 自由文に限るとはいえ 
後藤文夫 超高齢者医療の現場から 
「終の住処」診療記 
中公新書 
 これも気持ち次第か 
小林和彦 ボクには世界がこう見えていた 
統合失調症闘病記 
新潮文庫 
 やはり狂気の沙汰と 


* * * * * * * *


2012年4月
ドナルド・キーン 
小池政行(聞き手) 
戦場のエロイカ・シンフォニー 
私が体験した日米戦 
藤原書店 
 可もなく不可もなく 
高山由紀子 父 高山辰雄 角川書店 
 好きな作品があればなおよい 
羽生善治 考える力 別冊宝島編集部 編 宝島社文庫 
 特別なことはないが 
佐多稲子 私の東京地図 講談社文芸文庫 
 景色は浮かばないけれど 
中島 梓 転移 朝日文庫 
 気が滅入る 
スティーグ・ラーソン ミレニアム1(上・下) 
ドラゴン・タトゥーの女 
ハヤカワ文庫 
 中々に面白い 


* * * * * * * *


2012年3月
安田峰俊 独裁者の教養 星海社新書 
 予想よりもまし 
森田邦久 量子力学の哲学 
非実在性・非局所性・粒子と波の二重性 
講談社現代新書 ×
 わからん 
宮川公男 高速道路 なぜ料金を払うのか 東洋経済新報社 ×
 違和感頻り 
小俣一平 新聞・テレビは信頼を取り戻せるか 
「調査報道」を考える 
平凡社新書 
 当然のこと、肝心なことは他に 
冨田浩司 危機の指導者 
チャーチル 
新潮選書 
 色んな見解の一つだろう 


* * * * * * * *


2012年2月
高本康子 チベット学問僧として生きた日本人 
多田等観の生涯 
芙蓉書房出版 
 一部欠落があるが、人柄はつかめる 
バルガス=リョサ 
西村栄一郎訳 
密林の語り部 岩波文庫 
 所々読みにくいが 
大塚ひかり 愛とまぐはひの古事記 ちくま文庫 
 こんなのもありか 


* * * * * * * *


2012年1月
渥美饒児 原子の闇(上・下) 中公文庫 
 帯がいけない 
帚木蓬生 インターセックス 集英社文庫 
 未消化の感あり 
富岡多惠子 湖の南 
大津事件異聞 
岩波現代文庫 
 期待し過ぎは禁物 
リービ英雄 日本語を書く部屋 岩波現代文庫 
 特殊と見るかどうか 
山内昌之 リーダーシップ 
胆力と大局観 
新潮新書 
 卑近な例で台無し 
井上ひさし 井上ひさしの読書眼鏡 中央公論新社 
 偏りがなければ 


* * * * * * * *


2011年12月
平松洋子 買えない味 ちくま文庫 
 言葉飾りは過ぎるが 
大澤真幸 文明の内なる衝突 
9.11、そして3.11へ 
河出文庫 
 学者の無理筋 
ヤン・ブレキリアン ケルト神話の世界(上・下) 中公文庫 
 神話と呼ぶかどうか 
斎藤茂太 人間関係でヘコみそうな時の処方箋 集英社文庫 
 まあいいけど、しつこいのは嫌われる 
井上ひさし 井上ひさしの日本語相談 新潮文庫 
 少々重なりはあるものの 


* * * * * * * *


2011年11月
保阪正康 孫文の辛亥革命を助けた日本人 ちくま文庫 ×
 何かがいけない 
ルートウィヒ・ウィトゲンシュタイン 
大森正蔵訳 
青色本 ちくま学芸文庫 
 読みにくい 
春日真人 100年の難問はなぜ解けたのか 
天才数学者の光と影 
新潮文庫 
 でも影ばかりだ 
二井將光 生物学と薬学の狭間に 学会出版センター 
 面白さは少ない 
出久根達郎 日本人の美風 新潮新書 
 これも消えたのか 
塩野米松 手業に学べ 技 ちくま文庫 
 だいぶ消えた 


* * * * * * * *


2011年10月
中沢信午 メンデル散策 
遺伝子論の数奇な運命 
新日本新書 
 通論とは違うような 
北杜夫 マンボウ 最後の大バクチ 新潮文庫 
 読む最中に届く訃報 
出町譲 清貧と復興 
土光敏夫100の言葉 
文藝春秋 
 土光の言葉以外は△ 
山本義隆 福島の原発事故をめぐって 
いくつか学び考えたこと 
みすず書房 ×
 がっかりだ 
三浦佑之 古事記を旅する 文春文庫 
 旅好きに向けて 
延広真治 江戸落語 
誕生と発展 
講談社学術文庫 
 噺ほど面白くない 


* * * * * * * *


2011年9月
齋藤愼爾 寂聴伝 
良夜玲瓏 
新潮文庫 
 評論家然として面白くなく 
坪内祐三 慶応三年生まれ七人の旋毛曲り 新潮文庫 
 面白くも尻すぼみ 
中村 明 語感トレーニング 
日本語のセンスを磨く55題 
岩波新書
 何故駄目なのか 
中川恵一 放射線のひみつ 朝日出版社 
 ごく普通のことだけれど 
坂村 健 不完全な時代 
科学と感情の間で 
角川oneテーマ21 
 ごく普通に、でも答えは? 
斎藤由香 猛女とよばれた淑女 
祖母・齋藤輝子の生き方 
新潮文庫 
 時代だけでなく 


* * * * * * * *


2011年8月
塩野米松 手業に学べ 心 ちくま文庫 
 もう消えたのか 
高木貞治 数学の自由性 ちくま学芸文庫 
 難しい数学は除いて 
加藤恭子 言葉でたたかう技術 
日本的美質と雄弁力 
文藝春秋 
 戦いは脇において 
岡本敏子 奇跡 集英社文庫 
 言うほどのこともない 
ドナルド・キーン 
角地幸男訳 
ドナルド・キーン自伝 中公文庫 
 時代としても面白い 


* * * * * * * *


2011年7月
井上安正 冤罪の軌跡 
弘前大学教授夫人殺害事件 
新潮新書 
 経過はそうだったのだが 
信濃毎日新聞取材班 認知症と長寿社会 
笑顔のままで 
講談社新書 
 答えはある 
ネルケ無方 迷える者の禅修行 
ドイツ人住職が見た日本仏教 
新潮新書 
 肩いからせて 
水谷静夫 曲り角の日本語 岩波新書 
 中らぬ的か 
シュレーディンガー 
岡小天・鎮目恭夫訳 
生命とは何か 
物理的にみた生細胞 
岩波文庫 
 古典となった 
古郡延治 あなたの表現はなぜ伝わらないのか 
論理と作法 
中公新書 
 解決法は示されず 


* * * * * * * *


2011年6月
日高敏隆 ぼくの生物学講義 
人間を知る手がかり 
昭和堂 
 集大成とも言うべき 
吉田健一 東京の昔 ちくま学芸文庫 
 小説なのか 
山田 和 知られざる魯山人 文春文庫 
 少々拘り過ぎだが 
黒木登志夫 知的文章とプレゼンテーション 
日本語の場合、英語の場合 
中公新書 
 部分良くとも相手は誰か 
フェリクス・J・パルマ 時の地図(上・下) ハヤカワ文庫 
 振り回される展開 
岸田一隆 科学コミュニケーション 
理科の<考え方>をひらく 
平凡社新書 
 が、対象が絞りきれていない 


* * * * * * * *


2011年5月
相沢英之 ボルガは遠く ぶんか社 
 言いたいことは何か 
山田風太郎 警視庁草紙(上・下) 角川文庫 
 史実と空想、どこまで 


* * * * * * * *


2011年4月
日本民藝館監修 柳宗悦コレクションIひと ちくま学芸文庫 
 比較が変だな 
青木省三 時代が締め出すこころ 
精神科外来から見えること 
岩波書店 
 参考になると思う 
笹川陽平 隣人・中国人に言っておきたいこと PHP研究所 
 こういう立場もある 
山口智子 掛けたくなる軸 朝日新聞出版 
 色々あるなぁ 


* * * * * * * *


2011年3月
リービ英雄 我的日本語 筑摩選書 
 作品紹介でもあるが 
和田秀樹 テレビの大罪 新潮新書 
 「うつ」以外は良いか 
井形慶子 日本人の背中 
欧米人はどこに惹かれ、 
何に驚くのか 
集英社文庫 
 揺れている部分も 
岡 潔 春の草 
私の生い立ち 
日経ビジネス人文庫 
 教育への思いが 
海部俊樹 政治とカネ 
海部俊樹回顧録 
新潮新書 
 本当かは判らないが 
丸谷才一 
聞き手・湯川豊 
文学のレッスン 新潮社 
 含蓄だなあ 


* * * * * * * *


2011年2月
パトリシア・コーンウェル 
池田真紀子訳 
スカーペッタ 核心 講談社文庫 
 結び目が解け 
柳田邦男 「気づき」の力 
生き方を変え、国を変える 
新潮文庫 
 まあまあ、か 
広瀬 隆 二酸化炭素温暖化説の崩壊 集英社新書 ×
 やっぱりダメだ 
田中雅一 癒しとイヤラシ 
エロスの文化人類学 
筑摩書房
 酷いごた混ぜ 
新田次郎 劒岳 <点の記> 文春文庫 
 得意とする山岳小説とは違うけれども 


* * * * * * * *


2011年1月
池島信平 
嶋中鵬二(聞き手) 
文壇よもやま話(上・下) 中公文庫 
 わからない人もいるが面白い 
繁沢敦子 原爆と検閲 
アメリカ人記者たちが見た広島・長崎 
中公新書 
 何かが足りない 
沢村貞子 私の浅草 暮しの手帖社 
 気分を良くする 
樋田慶子 つまらぬ男と結婚するより一流の男の妾におなり 中公文庫 
 似た時代の本が多い 


* * * * * * * *


2010年12月
向田邦子 父の詫び状 文春文庫 
 創作としても面白い 
四手井淑子 山科の家 
夫・四手井綱英と私の戦中日記 
講談社 
 愉快ではない 
有吉玉青 恋するフェルメール 
37作品への旅 
講談社文庫 
 でも、今一つか 
鳥飼玖美子 「英語公用語」は何が問題か 角川oneテーマ21 
 騒ぎには冷静に 
兼高かおる わたくしが旅から学んだこと 小学館 
 淡々と 
山口昌哉 数学がわかるということ 
食うものと食われるものの数学 
ちくま学芸文庫 
 数式は飛ばして 


* * * * * * * *


2010年11月
杉本秀太郎 
写真 甲斐扶佐義 
夢の抜け口 青草書房 
 写真が良い 
村田喜代子 偏愛ムラタ美術館 平凡社 
 中々面白い 
マーク・エリオット クリント・イーストウッド 
ハリウッド最後の伝説 
早川書房 
 人物、著者、訳者:誰が支離滅裂? 
ドナルド・キーン 私の大事な場所 中公文庫 
 寄せ集めは否めぬが 


* * * * * * * *


2010年10月
吉行和子 ひとり語り 
女優というものは 
文藝春秋 
 バラバラだけど 
タイモン・スクリーチ 
高山宏訳 
春画 
片手で読む江戸の絵 
講談社学術文庫 
 何処かずれている 
アイザック・アシモフ 化学の歴史 ちくま学芸文庫 
 意外に面白い 
田中敬一 ぶらりミクロ散歩 
電子顕微鏡で覗く世界 
岩波新書 
 特別面白いわけでもないが 
小出五郎 新・仮説の検証 
沈黙のジャーナリズムに告ぐ 
水曜社 
 文体と構成は今一つだが 
伊達宗行 「理科」で歴史を読みなおす ちくま新書 
 理科ではなく纏まりもない 


* * * * * * * *


2010年9月
クライブ・カッスラー 失われた深海都市に迫れ(上・下) 新潮文庫 
 もう一歩 
松井今朝子 果ての花火 
銀座開花おもかげ草紙 
新潮文庫 
 まずまずか 
帚木蓬生 聖灰の暗号(上・下) 新潮文庫 
 厄介だが面白い 
森まゆみ 貧楽暮らし 集英社文庫 
 と老いていく 
佐藤健太郎 医薬品クライシス 
78兆円市場の激震 
新潮新書 
 どうなるのやら 
川村二郎 孤高 
国語学者大野晋の生涯 
東京書籍 
 源流は何処に 


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2010年8月
出久根達郎 作家の値段 講談社文庫 
 売買には興味ない 
川向正人 小布施 まちづくりの奇跡 新潮新書 
 自慢話は疲れる 
池波正太郎 江戸の味を食べたくなって 新潮文庫 
 まあねぇ 
船曳建夫 一字一語 
日本語をめぐる45の話 
角川oneテーマ21 
 まあまあ 
大塚英志 大学論 
いかに教え、いかに学ぶか 
講談社現代新書 
 題名は明らかな誤り 
鶴見俊輔 思い出袋 岩波新書 
 繰り返しが多いが面白い 


* * * * * * * *


2010年7月
ジル・プライス 
バート・デービス 
忘れられない脳 
記憶の檻に閉じ込められた私 
ランダムハウス講談社 
 何が特別か 
クリストファー・レーン 
寺西のぶ子訳 
乱造される心の病 河出書房新社 
 どっちも酷い 
高本康子 近代日本における 
チベット像の形成と展開 
芙蓉書房出版 
 これも拘りか 
夏目漱石 虞美人草 新潮文庫 
 飾り過ぎとも見えるが 
ブライアン・フリーマントル 
戸田裕之訳 
片腕をなくした男(上・下) 新潮文庫 
 何故最後を急ぐのか 


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2010年6月
筒井康隆 ポルノ惑星のサルモネラ人間 
自選グロテスク傑作集 
新潮文庫 
 こういう拘りか 
ポアンカレ 
吉田洋一訳 
科学と方法 岩波文庫 
 拾い読みでも 
田中英俊 改稿 湖南進軍譜 白日社 
 実感から程遠いが 
島谷泰彦 人間 井深大 講談社文庫 
 何かが余計 
小林秀雄 
岡 潔 
人間の建設 新潮文庫 
 時代のずれが 
パトリシア・コーンウェル 
池田真紀子訳 
スカーペッタ(上・下) 講談社文庫 
 いつもどおり 


* * * * * * * *


2010年5月
本多勝一 実戦・日本語の作文技術 朝日新聞社 
 もういいか 
出久根達郎 春本を愉しむ 新潮選書 
 ある意味面白い 
デボラ・キャドバリー メス化する自然 集英社 
 その後の展開は? 
野村 進 救急精神病棟 講談社文庫 
 大変そうな 
佐々木瑞枝 日本語を「外」から見る 
留学生たちと解く日本語の謎 
小学館101新書 
 改めて考える為に 
吉松 隆 クラシック音楽は「ミステリー」である 講談社+α新書 
 はてさてどうした 


* * * * * * * *


2010年4月
山本七平 昭和東京ものがたり1 日経ビジネス人文庫 
 微妙な雰囲気の違い 
湯川秀樹 創造への飛躍 講談社学術文庫 
 一部を除いて面白い 
日高敏隆 セミたちと温暖化 新潮文庫 
 目のつけどころ 
辻 邦生 
水村美苗 
手紙、栞を添えて ちくま文庫 
 少し離れたところの 
榎本知郎 性器の進化論 
生殖器が語る愛のかたち 
化学同人 
 無難なところか 
ダーウィン 
八杉龍一訳 
種の起源(上・下) 岩波文庫 
 論理的な思考を愉しむ 


* * * * * * * *


2010年3月
朝日新聞奈良総局編 奈良 秘宝・秘仏の旅 朝日新書 
 少し物足りなさはあるが 
井上章一他編 性的なことば 講談社現代新書 
 偏りが目立つ 


* * * * * * * *


2010年2月
レイチェル・カーソン 
青樹簗一訳 
沈黙の春 新潮文庫 
 批判的に読む必要も 
柴田承二 薬学研究余録 白日社 
 拘るが、一般向けでない 
本多勝一 日本語の作文技術 朝日文庫 
 これも拘る 
林 洋子 藤田嗣治 
手しごとの家 
集英社新書 
 恐ろしいほどの拘り 


* * * * * * * *


2010年1月
NHK「東海村臨界事故」取材班 朽ちていった命 
被曝治療83日間の記録 
新潮文庫 
 読まない方が良いかも 
正岡子規 仰臥漫録 岩波文庫 
 あの日記同様食い物のこと 
夏目漱石 文鳥・夢十夜 新潮文庫 
 他とは違う面白い所も 
清水幾太郎 論文の書き方 岩波新書 
 少し時代はずれるけど 


* * * * * * * *


2009年12月
NHKスペシャル取材班 グーグル革命の衝撃 新潮文庫 
 杞憂に終わるか 
夏目漱石 門 新潮文庫 
 まあそんなもの 
レイチェル・カーソン 
リンダ・リア編 
レイチェル・カーソン遺稿集 
失われた森 
集英社文庫 
 どちらを先に読むべきか 
夏目漱石 倫敦塔・幻影の盾 新潮文庫 
 何となく雰囲気が違う 


* * * * * * * *


2009年11月
N・N・タレブ 
望月 衛訳 
ブラック・スワン(上・下) 
不確実性とリスクの本質 
ダイヤモンド社 
 必要な人は読まない 
池内 紀=編訳 象は世界最大の昆虫である 
ガレッティ先生失言録 
白水uブックス ×
 訳分からぬ 
スーザン・ピンカー 
幾島幸子・古賀祥子訳 
なぜ女は昇進を拒むのか 
進化心理学が解く性差のパラドクス 
早川書房 
 こんな見解が大手を振って 
山田恵子 生命の羅針盤 
医師である娘が 
末期がんの父を看取るとき 
講談社 
 淡々と普通に 


* * * * * * * *


2009年10月
エイドリアン・デズモンド 
ジェイムズ・ムーア 
ダーウィンが信じた道 
進化論に隠されたメッセージ 
NHK出版 
 改めて読む必要はない 
堀井憲一郎 落語論 講談社現代新書 ×
 これもやれやれ 
森まゆみ 
平嶋彰彦(写真) 
旧浅草區まちの記憶 平凡社 
 文の質はちょっとだが 
荒井 修 
いとうせいこう 
江戸のセンス 
職人の遊びと洒落心 
集英社新書 
 何処か遠くの 


* * * * * * * *


2009年9月
夏目漱石 草枕 新潮文庫 
 言葉難解なり 
鴻上尚史 「空気」と「世間」 講談社現代新書 
 やれやれ 
佐藤 優 国家の罠 
外務省のラスプーチンと呼ばれて 
新潮文庫 
 誰の見解か 
佐野洋子 覚えていない 新潮文庫 
 差が大きいなあ 
青木 玉 記憶の中の幸田一族 
青木玉対談集 
講談社文庫 
 重複はあるけれど 
ジョサイア・コンドル 
山口静一訳 
河鍋暁斎 岩波文庫 
 難しくも面白い 


* * * * * * * *


2009年8月
樋口敬二編 中谷宇吉郎随筆集 岩波文庫 
 恩師の上を行く? 
ピーター・F・ドラッカー 知の巨人ドラッカー自伝 日経ビジネス人文庫 
 まずまずだろう 
夏目漱石 硝子戸の中 岩波文庫 
 今時なら随筆か 
新藤兼人 『断腸亭日乗』を読む 岩波現代文庫 
 なるほど老いか 
中谷宇吉郎 科学の方法 岩波新書 
 古典と侮れず 
山本直人 ネコ型社員の時代 
自己実現幻想を超えて 
新潮新書 
 猫知り顔で 


* * * * * * * *


2009年7月
京須偕充 志ん朝の走馬灯 ちくま文庫 
 ちと堅いかな 
逢坂 剛 暗い国境線(上・下) 講談社文庫 
 そういえば、あれか 
石井妙子 おそめ 
伝説の銀座マダム 
新潮文庫 
 こんな時代もあった 
中谷宇吉郎 雪 岩波文庫 
 古典だなあ 
田中克彦 ことばとは何か 
言語学という冒険 
講談社学術文庫 
 大いなる誤解? 
酒井忠康 早世の天才画家 
日本近代洋画の十二人 
中公新書 
 まずまず 


* * * * * * * *


2009年6月
竹内 薫 理系バカと文系バカ PHP新書 
 古く、くだらない 
共同通信社編 東京あの時ここで 
昭和戦後史の現場 
新潮文庫 
 過ぎし日の 
吉野 聡 それってホントに「うつ」? 
間違いだらけの企業の「職場うつ」対策 
講談社+α新書 
 やっぱり病気?! 
東郷和彦 歴史と外交 
靖国・アジア・東京裁判 
講談社現代新書 
 考えは纏まらぬが 
小林泰彦 にっぽん町工場遺産 日経プレミアシリーズ 
 印象が薄い 
伊丹十三 再び女たちよ! 新潮文庫 
 どうも鼻につく 


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2009年5月
黒木登志夫 落下傘学長奮闘記 
大学法人化の現場から 
中公新書ラクレ 
 大学人以外に 
今野 浩 「理工系離れ」が経済力を奪う 日経プレミアシリーズ ×
 頭が悪い 
熊井 啓 映画「黒部の太陽」全記録 新潮文庫 
 反対側の見方は如何に 
藤田宜永 壁画修復師 講談社文庫 
 特別な何かがあるのでもないが 
久世光彦 百間先生月を踏む 朝日文庫 
 取っつきにくい感覚が 
大村彦次郎 東京の文人たち ちくま文庫 
 何やらダイジェスト 


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2009年4月
谷根千工房 ベスト・オブ・谷根千 
町のアーカイヴス 
亜紀書房 
 地の利なのかなあ 
田辺聖子 田辺聖子の人生あまから川柳 集英社新書 
 ほのぼの、かな 
伊丹十三 女たちよ! 新潮文庫 
 時代はずれたけれど 
小関智弘 町工場巡礼の旅 中公文庫 
 寄せ集めだが 
嶋中 労 コーヒーの鬼がゆく 
吉祥寺「もか」遺聞 
中央公論新社 
 情報交錯、面白み希薄 
萩原朔美 死んだら何を書いてもいいわ 
母・萩原葉子との百八十六日 
新潮社 
 楽しくない 


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2009年3月
堀田善衞 上海日記 
滬上天下一九四五 
集英社 
 一つの見方を知るのも良いか 
牧野富太郎 植物記 ちくま学芸文庫 
 批判的なものが多いけど 


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2009年2月
青木 玉 着物あとさき 新潮文庫 
 詳しいことが理解できぬのは寂しいが 
メアリー・ローチ セックスと科学のイケない関係 NHK出版 
 役に立つとは思えず 
リチャード・ビトナー サブプライムを売った男の告白 
米国住宅金融市場の崩壊 
ダイヤモンド社 
 突然ではなかった 
岩合光昭 旅行けばネコ 新潮文庫 
 文と写真がずれるところも 
山田 稔 富士さんとわたし 
ー手紙を読む 
編集工房ノア 
 隙間が多くて何となく入る 


* * * * * * * *


2009年1月
ウィリー・ハンセン、ジャン・フレネ 
渡辺格=訳 
細菌と人類 
終わりなき攻防の歴史 
中公文庫 
 翻訳のせいか今一つ 
パトリシア・コーンウェル 
相原真理子=訳 
前線 
捜査官ガラーノ 
講談社文庫 
 どう続けるのか気になるところ 
青木正美 古本屋群雄伝 ちくま文庫 
 そういう世界もあるのか 
北 康利 白洲次郎 
占領を背負った男(上・下) 
講談社文庫 
 言われる程のこともないか 
小宮豊隆 編 寺田寅彦随筆集 第一巻〜第五巻 岩波文庫 
 多彩なものだねえ 


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2008年12月
小島政二郎 円朝(上・下) 河出文庫 
 本人の話で十分だが 
興津 要 編 古典落語(続) 講談社学術文庫 
 まだ、そんなもの 


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2008年11月
興津 要 編 古典落語 講談社学術文庫 
 まあ、そんなもの 
高杉 良 小説会社再建 講談社文庫 
 ある意味マスコミの無能さを示すか 
岡井耀毅 肉声の昭和写真家 
12人の巨匠が語る作品と時代 
平凡社新書 
 それぞれの面白さ 


* * * * * * * *


2008年10月
岩波 明 心に狂いが生じるとき 
精神科医の症例報告 
新潮社 ×
 全く役に立たない 
杉浦日向子 隠居の日向ぼっこ 新潮文庫 
 不思議な人だったが、もう居ない 
渡辺政隆 一粒の柿の種 
サイエンスコミュニケーションの広がり 
岩波書店 
 何かが違う気がする 


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2008年9月
吉田太一 遺品整理屋は見た!! 
天国へのお引越しのお手伝い 
扶桑社 
 一人で死ぬ人がいて、こういう商売もある 
クライブ・カッスラー ハーンの秘宝を奪取せよ(上・下) 新潮文庫 
 少々趣が変わっている 
レスリー・アドキンズ 
ロイ・アドキンズ 
ロゼッタストーン解読 新潮文庫 
 文字が違うところを読むのは辛いが 
岸田麗子 父 岸田劉生 中公文庫 
 全体像を見るには不足だが 
野村総一郎 うつ病の真実 日本評論社 
 心配なだけの人には役に立たない 


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2008年8月
辻 惟雄 岩佐又兵衛 
浮世絵をつくった男の謎 
文春新書 
 怪しいところもあるだろうが 
白倉敬彦 江戸の旬・旨い物尽し 学研新書 
 肝心の料理の姿が見えぬ 
大澤武男 ユダヤ人最後の楽園 
ワイマール共和国の光と影 
講談社現代新書 
 兎に角日本語が酷い 


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2008年7月
夏目漱石 それから 新潮文庫 
 何処かよく似ている 
川本三郎 向田邦子と昭和の東京 新潮新書 
 そうなんだけどねぇ 
佐藤愛子 佐藤家の人びと 
ー「血脈」と私 
文春文庫 
 まあそんなものか 
荒俣 宏 日本橋異聞 
東京の「今昔」町案内 
増補版『江戸の快楽』 
光文社知恵の森文庫 
 町の見方なのかな 
瀬戸内寂聴 愛する能力 講談社文庫 
 まあね 
中川右介 カラヤン帝国興亡史 
史上最高の指揮者の栄光と挫折 
幻冬舎新書 
 何かが残るわけではないが 


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2008年6月
池田あきこ 池田あきこのねこ話 中公文庫 
 見飽きない猫の行動 
田辺聖子 田辺写真館が見た"昭和" 文春文庫 
 意外な繋がりに驚く 
エドワード・イーデルソン メンデル 
遺伝の秘密を探して 
大月書店 
 無難な纏め 
みずほ総合研究所 日本経済の明日を読む2008 東洋経済新報社 
 半年経てから読むのも 
京須偕充 幇間は死なず 
落語に学ぶ仕事術 
ソニー・マガジンズ新書 
 言い残してきたのかな 
谷崎潤一郎 鍵・瘋癲老人日記 新潮文庫 
 カタカナは読みにくい 


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2008年5月
手嶋龍一 外交敗戦 
130億ドルは砂に消えた 
新潮文庫 
 記録としては良いだろうが 
丸山あかね 耳と文章力 
上手な文章を書く秘訣 
講談社 
 中途半端でも文章は上手くなる? 
嶋中 労 コーヒーに憑かれた男たち 中公文庫 
 ここまでやるか 
ジョーダン・ベルフォード 
酒井泰介訳 
ウォール街狂乱日記 
「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生 
早川書房
 狂気のみ 
京須偕充 戦後10年 
東京の下町 
文春新書 
 懐かしさとは違うなあ 
飯田泰之 ダメな議論 ちくま新書 ×
 経済愚論の羅列 


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2008年4月
大井 玄 「痴呆老人」は何を見ているか 新潮新書 
 仏教の話題がない方がよい 
櫻田大造 「優」をあげたくなる 
答案・レポート作成術 
講談社文庫 
 では対応できるのか 
喜志哲雄 シェイクスピアのたくらみ 岩波新書 
 劇を観ればなお面白い? 
中村うさぎ 女という病 新潮文庫 
 どんどんずれていく 
夏目漱石 三四郎 新潮文庫 
 心の葛藤か、それとも 


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2008年3月
白石良夫 幕末インテリジェンス 
江戸留守居役日記を読む 
新潮文庫 
 時制の表現に違和感 
森まゆみ 彰義隊遺聞 新潮文庫 
 遺ったものを残す試み 
畑村洋太郎 「失敗学」事件簿 小学館文庫 
 妥当かも知れないが、さて 
牧村健一郎編 ジャーナリスト漱石 発言集 朝日文庫 
 まだまだ参考に 
パトリシア・コーンウェル 
相原真理子=訳 
捜査官ガラーノ 講談社文庫 
 新シリーズの運命や如何に 
松井今朝子 銀座開花おもかげ草紙 新潮文庫 
 ちと読みにくいところもあるが 


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2008年2月
手嶋龍一 たそがれゆく日米同盟 
ニッポンFSXを撃て 
新潮文庫 
 国務省寄りか 
黒川鍾信 神楽坂ホン書き旅館 新潮文庫 
 こういう所は残るのかな 
井田屋文夫 「物理」を楽しむ本 PHP文庫 
 こんな例で楽しめるのか 
野沢 尚 魔笛 講談社文庫 
 何か引っかかるんだよな 
パトリシア・コーンウェル 
相原真理子=訳 
異邦人(上・下) 講談社文庫 
 少し複雑になった 


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2008年1月
本田宗一郎 本田宗一郎 夢を力に 
私の履歴書 
日経ビジネス人文庫 
 まあそんなものか 
外山滋比古 思考の整理学 ちくま文庫 
 なるほどと思うこと多数 
スティーヴン・キング 
白石朗訳 
セル(上・下) 新潮文庫 
 ぞっとするけどね 
石原千秋 秘伝 大学受験の国語力 新潮選書 
 看板に偽りあり 
中村桂子[編著] 生命研究のパイオニアたち 
世界をリードする15人の日本人 
化学同人 
 現代っ子に通じるのか 
手嶋龍一 ウルトラ・ダラー 新潮文庫 
 結末がないことの意味は 


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2007年12月
デイヴィッド・プロッツ 
酒井泰介訳 
ノーベル賞受賞者の精子バンク 
天才の遺伝子は天才を生んだか 
ハヤカワ文庫 
 タイトルがどうもなあ 
阿川弘之 大人の見識 新潮新書 
 こういうの増えたなあ 
高杉 良 乱気流(上・下) 
小説・巨大経済新聞 
講談社文庫 
 フィクションとは言えないか 
三浦 展 大人のための 
東京散歩案内 
洋泉社新書y 
 こんな案内が増えた 
「植物の軸と情報」 
特定領域研究班編 
植物の生存戦略 
「じっとしているという知恵」に学ぶ 
朝日選書 
 分かりやすいとも言えないが 
田中優子 
写真・石山貴美子 
江戸を歩く 集英社新書 
 斜に構え過ぎかも 


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2007年11月
京須偕充 圓生の録音室 ちくま文庫 
 声が聞こえてくるような 
金子 務 街角の科学誌 中公新書ラクレ 
 ちょっと堅いと思う 
山崎光夫 北里柴三郎 
雷と呼ばれた男(上・下) 
中公文庫 
 まあまあ面白い 
池波正太郎 作家の四季 講談社文庫 
 食べ物だけじゃないんだ 
武田泰淳 十三妹(シイサンメイ) 中公文庫 
 随分と雰囲気が違う 
青木 玉 幸田文の箪笥の引き出し 新潮文庫 
 着物の愉しみは此処に 


* * * * * * * *


2007年10月
武田泰淳 ひかりごけ 新潮文庫 
 これもまた戦後文学 
石渡博明 安藤昌益の世界 
ー独創的思想はいかに生まれたか 
草思社 
 解釈は何とでも 
長山靖生 大帝没後 
大正という時代を考える 
新潮新書 
 類似点を見せてもなあ 
リチャード・ドーキンス 神は妄想である 
宗教との決別 
早川書房 
 ある種の宗教との関係だけ 


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2007年9月
武田百合子 富士日記(上中下) 中公文庫 
 食事が面白い 
メンデル 
岩槻邦男・須原準平訳 
雑種植物の研究 岩波文庫 
 原典として見ておく 
樽見 博 古本通 
市場・探索・蔵書の魅力 
平凡社新書 
 趣味とは斯くの如し 
西岡 力 よくわかる慰安婦問題 草思社 
 両方の意見を読むべきか 


* * * * * * * *


2007年8月
アンリ・カルティエ=ブレッソン 
堀内花子訳 
こころの眼 
写真をめぐるエセー 
岩波書店 
 写真の一瞬を文字にすると 
坂東眞砂子 春話二十六夜 
岐かれ路、月待ちの恋 
新潮文庫 
 こういう本が出せるんだ 
原信田 実 謎解き 広重「江戸百」 集英社新書 
 これもちょっと違う感じ 
野島 博 分子生物学の軌跡 
パイオニアたちのひらめきの瞬間 
化学同人 
 でも何処かずれているような 
樽見 博 三度のメシより古本! 平凡社新書 
 ちょっと趣味が違うみたい 


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2007年7月
カトリーヌ・ヴィダル 
ドロテ・ブノワ=ブロウエズ 
金子ゆき子 訳 
脳と性と能力 集英社新書 ×
 ただ一言、杜撰 
武田百合子 遊覧日記 ちくま文庫 
 たのしい 
武田 花 武田花写真集 
猫・大通り 
現代書館 
 何だか目つきが違うなあ 
野間 宏 暗い絵・顔の中の赤い月 講談社文芸文庫 
 戦後文学、遠い時代か 
ヘンリー・ニコルズ ひとりぼっちのジョージ 
最後のガラパゴスゾウガメからの伝言 
早川書房 
 別の独り善がりに見える 
瀬戸内寂聴 秘花 新潮社 
 純文学とも違うけれど 


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2007年6月
谷川健一 甦る海上の道・日本と琉球 文春新書 
 焦点が絞り切れていないようにも 
ロバート・K・レスラー 
トム・シャットマン 
FBI心理分析官2 
世界の異常殺人に迫る戦慄のプロファイル 
ハヤカワ文庫 
 前作とは趣きが異なるが、依然異常 
瀬戸内寂聴 真夜中の独りごと 新潮文庫 
 所謂日記とは違うなあ 
笠 智衆 小津安二郎先生の思い出 朝日文庫 
 映画は余り観たことないが 
足立全康 庭園日本一 
足立美術館をつくった男 
日本経済新聞出版社 
 もっと何かあると思ったが 


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2007年5月
陣内秀信 イタリア 
小さなまちの底力 
講談社+α文庫 
 気質は違うが、類似点も多い 
ロバート・K・レスラー 
トム・シャットマン 
FBI心理分析官 
異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記 
ハヤカワ文庫 
 少々気味が悪いけれど 
クライブ・カッスラー 極東細菌テロを爆砕せよ(上・下) 新潮文庫 
 物語は面白いが、訳語に難あり 
矢野誠一 志ん生の右手 
落語は物語を捨てられるか 
河出文庫 
 同じ話が何度もあるが、まあまあ 
岡田吉美 遺伝暗号のナゾにいどむ 岩波ジュニア新書 
 軽い読み物として 


* * * * * * * *


2007年4月
レスリー・デンディ 
メル・ボーリング 
自分の体で実験したい 
 命がけの科学者列伝
紀伊國屋書店 
 面白い話だが誤り多数 
秋庭 俊 帝都東京・隠された地下網の秘密[2] 
地下の誕生から「1−8計画」まで 
新潮文庫 
 依然として想像の域か 
岩合光昭 ネコを撮る 朝日新書 
 猫好きの為の 
秋庭 俊 帝都東京・隠された地下網の秘密 新潮文庫 
 対象は面白いが、さて何のため? 
ジェフリー・アーチャー ゴッホは欺く(上・下) 新潮文庫 
 美術品の知識も必要だが 


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2007年3月
梅溪 昇 お雇い外国人 
明治日本の脇役たち 
講談社学術文庫 
 予想したものとは違ったが 
加藤紘一 テロルの真犯人 講談社 
 立場は明確なのか 
吉田伸夫 宇宙に果てはあるか 新潮選書 
 たまには真面目に読むのも良い 
森まゆみ とびはねて町を行く 
「谷根千」10人の子育て 
集英社文庫 
 気楽な読み物 


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2007年2月
森まゆみ 明治・大正を食べ歩く PHP新書 
 食べるのは料理だけではない 
福田ますみ でっちあげ 
福岡「殺人教師」事件の真相 
新潮社 
 まともな神経の人が読むべきでなく 
 報道関係者向けの警告 
山崎光夫 東京検死官 
三千の変死体と語った男 
講談社文庫 
 光景さえ想像しなければ面白い 
マークス寿子 日本はなぜここまで壊れたのか 草思社 
 英国礼賛だけでは無理だ 
森まゆみ 「谷根千」の冒険 ちくま文庫 
 後半端折り過ぎ 
宇田川武久 真説 鉄砲伝来 平凡社新書 
 すっきりしない 


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2007年1月
中村紘子 コンクールでお会いしましょう 
ー名演に飽きた時代の原点 
中公文庫 
 雰囲気が伝わってくる 
佐藤文隆 異色と意外の科学者列伝 岩波書店 
 特に新しいとは思えないが 
佐々淳行 後藤田正晴と十二人の総理たち 
もう鳴らない”ゴット・フォン” 
文藝春秋 
 自慢の仕方は人それぞれ 
ロバート・P・クリース 世界でもっとも美しい10の科学実験 日経BP社 
 歴史的な実験で、簡単でないのが傷 
橘木俊詔 格差社会 
何が問題なのか 
岩波新書 
 問題の取り違え、データの作為的抽出 
森まゆみ 円朝ざんまい 
よみがえる江戸・明治のことば 
平凡社 
 楽しい語り口 


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2006年12月
彌永昌吉 若き日の思い出 
数学者への道 
岩波書店 
 学問とは無関係に不思議な感じ 
河合隼雄 立花隆 谷川俊太郎 読む力・聴く力 岩波書店 
 まあまあだけど中味は少ない 
桂 枝雀 上方落語 
桂枝雀爆笑コレクション5バことに面目ない 
ちくま文庫 
 これにて一件落着 
岡 潔 春宵十話 光文社文庫 
 既にあの頃から崩壊は始まっていた 
ジョージ・ソロス 
越智道雄訳 
世界秩序の崩壊 
「自分さえよければ社会」への警鐘 
ランダムハウス講談社 
 中味はともかく翻訳が酷い 


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2006年11月
桂 枝雀 上方落語 
桂枝雀爆笑コレクション4萬事気嫌よく 
ちくま文庫 
 動きが欲しいなあ 
村松 秀 論文捏造 中公新書ラクレ 
 課題が明らかなようでその実 
後藤田正晴 
御厨貴(監修) 
情と理(上・下) 講談社+α文庫 
 はっきりしたように見えて 
桂 枝雀 上方落語 
桂枝雀爆笑コレクション3けったいなやっちゃ 
ちくま文庫 
 今度のはおもろい 
別役 実 淋しいおさかな PHP文庫 
 ショートショートを思い出す 


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2006年10月
桂 枝雀 上方落語 
桂枝雀爆笑コレクション2ふしぎななあ 
ちくま文庫 
 今回は今一つ 
中村紀雄 シベリア強制抑留 
望郷の叫び 
上毛新聞社 
 ひょんなことから読むことに 


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2006年9月
橋本 忍 複眼の映像 
ー私と黒澤明 
文藝春秋 
 おもしろい! 
ノーム・チョムスキー 覇権か、生存か 
アメリカの世界戦略と人類の未来 
集英社新書 
 結局、彼らのための提言に思える 
遠藤秀紀 人体 失敗の進化史 光文社新書 
 本文は面白いが、力が入りすぎ 
杉本信行 大地の咆哮 
元上海総領事が見た中国 
PHP研究所 
 なるほどと思える所も 


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2006年8月
加藤 仁 社長の椅子が泣いている 講談社 
 誰のための会社なのか 
ジョナサン・ワイナー 時間・愛・記憶の遺伝子を求めて 
生物学者シーモア・ベンザーの軌跡 
早川書房 
 中味は面白いが、翻訳は酷い 
山口仲美 日本語の歴史 岩波新書 
 大切にしなければ 


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2006年7月
小平桂一 宇宙の果てまで ハヤカワ文庫 
 ロマンを求める地道さを知る 
ノーム・チョムスキー メディア・コントロール 
正義なき民主主義と国際社会 
集英社新書 
 背景を知るには良いが、はて 
桂 枝雀 上方落語 
桂枝雀爆笑コレクション1スビマセンね 
ちくま文庫 
 姿が目に浮かぶ噺は面白い 
大野 晋 日本語と私 新潮文庫 
 色々と考えさせてくれる 


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2006年6月
矢野健太郎 数学物語 角川ソフィア文庫 
 懐かしいけど、小中学生の読み物か 
ジョナサン・ワイナー 命の番人 早川書房 
 運命と諦めきれぬ人なのか 
マイケル・ファラデー ロウソクの科学 角川文庫 
 話の面白さ+見せ方の妙 
アンドリュー・パーカー 眼の誕生 
カンブリア紀大進化の謎を解く 
草思社 
 一般書と言うわけにはいかないが 
上野泰生 実践デジタルものづくり 
エレクトロニクス産業におけるPLM 
白日社 
 現場の人でないと難しいか 


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2006年5月
酒井邦嘉 科学者という仕事 
独創性はどのように生まれるか 
中公新書 
 引用文だけで十分だが 
赤祖父俊一 北極圏へ 
オーロラと地球温暖化に挑む 
白日社 
 主張は明確、しかし話題は転々 
読売新聞特別取材班 トヨタ伝 新潮文庫 
 もう少し多面的にと思うが 


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2006年4月
岩合光昭 きょうも、いいネコに出会えた 新潮文庫 
 ネコの写真を見てホッとする猫好き 
小川洋子 博士の愛した数式 新潮社 
 電車の中の読書には最適 
パトリシア・コーンウェル 神の手(上・下) 講談社文庫 
 以前より強く映画化の匂いがする 
ディヴィッド・S・ムーア 
池田清彦・池田清美(訳) 
遺伝子神話の崩壊 徳間書店 ×
 思い込みを覆すための別の思い込みか 


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2006年3月
三浦敬三 101歳の少年 実業之日本社 
 目的を持って歳を重ねるということ 
パトリシア・コーンウェル 真相(上・下) 講談社文庫 
 面白い推理なのかもしれないが、どうも感心せず 


* * * * * * * *


2006年2月
千野信浩 図書館を使い倒す! 
ネットではできない 
資料探しの「技」と「コツ」 
新潮新書 
 まあ、そんなものなのだろうけど 
増田悦佐 国家破綻はありえない PHP研究所 
 悲観派でない経済論は珍しい 
瀬戸内寂聴 釈迦 新潮文庫 
 宗教小説なのかな、それとも? 


* * * * * * * *


2006年1月
なぎら健壱 東京のこっちがわ 岳陽舎 
 東京育ちでなくても懐かしい? 
アミール・D・アクゼル フーコーの振り子 
科学を勝利に導いた世紀の大実験 
早川書房 
 落ち着いた調子の科学読み物 
越智元篤 精神科看護師、謀反 
極私的「革命」レポート 
文芸社 
 あるサイトの常連さんのブログのまとめ 
でも、力入っている割に普通だよなあ 


* * * * * * * *


2005年12月
サンドラ・リシャース  をダメにする魔の母親遺伝子 講談社インターナショナル 
 口うるさい母親をもう一人欲しいなら読むべし 
門田隆将 裁判官が日本を滅ぼす 新潮文庫 
 極端とはいえ実例だから恐い 
水島研究室文集編集委員 回想の水島研究室 
−化学昭和史の一断面− 
共立出版 
 少々専門的すぎるが面白い科学史 


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2005年11月
大川栄二 新・美術館の窓から 財界研究所 
 美術に限らぬ違う見方を知るために 
佐野眞一 阿片王 
満州の夜と霧 
新潮社 
 何故か結末はぼかされる 


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2005年10月
フランス・ドルヌ 
小林康夫 
日本語の森を歩いて 
フランス語から見た日本語学 
講談社現代新書 
 フランス語がわかればいいのだが 
青木冨貴子 731 新潮社 
 はて、新発見はどこに結びついたのか 
武田 徹 「隔離」という病い 
近代日本の医療空間 
中公文庫 
 批判に弱い批判 


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2005年9月
鳥居 民 原爆を投下するまで日本を降伏させるな 
トルーマンとバーンズの陰謀 
草思社 
 想像の域は出ないが面白い 
相澤忠洋顕彰刊行会 追憶 相澤忠洋 
一九四九年九月十一日この日に歴史が動いた 
 
 こちらも評判問題かな 
ブレンダ・マドックス ダークレディと呼ばれて 
二重らせん発見とロザリンド・フランクリンの真実 
化学同人 
 落ちた評判を取り戻す努力 
何 清漣 中国の嘘 
恐るべきメディア・コントロールの実態 
扶桑社 
 凄いけど余所事ではない 
鎌田 實 がんばらない 集英社文庫 
 別の世界の話だなあ 
金子 務 オルデンバーグ 
十七世紀科学・情報革命の演出者 
中公叢書 
 余計な記述が多く焦点ボケ 


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2005年8月
ジェイムズ・P・ホーガン 揺籃の星(上・下) 創元SF文庫 
 仮定にはかなりの無理があるけれども 
梶井厚志 戦略的思考の技術 
ゲーム理論を実践する 
中公新書 
 取り立てて言うまでもないと思う 
高橋哲哉 靖国問題 ちくま新書 
 考えの一つに過ぎず外しても構わぬ 


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2005年7月
パトリシア・コーンウェル 痕跡(上・下) 講談社文庫 
 はじまりは今一つだが 
木田 元 新人生論ノート 集英社新書 
 人生論とまでは行かないだろうが面白い 
本田靖春 我、拗ね者として生涯を閉ず 講談社 
 遺書なんだろうか何だろうか 
高安秀樹 経済物理学の発見 光文社新書 
 また新たな解釈法が出てきただけ 
御厨 貴、中村隆英編 聞き書 宮澤喜一回顧録 岩波書店 
 老人の思い出話ととらずに読めば 
大沢文夫 飄々楽学 白日社 
 思い出話と見るか、若者への提言と見るか 


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2005年6月
岡田尊司 人格障害の時代 平凡社新書 
 相変わらず何でもかんでもなのでは 
飯島夏樹 ガンに生かされて 新潮社 
 死に行く人の言葉だからとしたくはない 


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2005年5月
大日向雅美 「子育て支援が親をダメにする」なんて言わせない 岩波書店 
 どこかにずれを感じるのは何故 
ジェフリー・サティンオーヴァー 聖書のミステリー 徳間書店 
 暗号を扱うとはいえ宗教絡みの怪しい本 


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2005年4月
柳田邦男 壊れる日本人 
ケータイ・ネット依存症への告別 
新潮社 
 敢えて言わねばならぬほどの重症か 
竹内 洋 教養主義の没落 
変わりゆくエリート学生文化 
中公新書 
 没落ならぬ終焉だろう 


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2005年3月
諏訪哲二 オレ様化する子どもたち 中公新書ラクレ 
 わかったふりをした教師が一番わかっていない 
吉田鋼市 アール・デコの建築 
合理性と官能性の造形 
中公新書 
 これといった典型のない気もする 
夏目漱石 道草 新潮文庫 
 ここまで歪んでくるとと思う 
松本昭夫 精神病棟に生きて 新潮文庫 
 まさに分裂だ 
鈴木理生 大江戸の正体 三省堂 
 正体がわかるかどうかは読者次第? 


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2005年2月
ダン・ブラウン ダ・ヴィンチ・コード(上・下) 角川書店 
 宗教に通じていないから今一つ 


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2005年1月
朽木ゆり子 パルテノン・スキャンダル 
-大英博物館の「略奪美術品」- 
新潮選書 
 大きな問題かも知れないが、さて 
夏目漱石 彼岸過迄 新潮文庫 
 あの時代の若者の心理は今とは違うのか 


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2004年12月
谷川正己 フランク・ロイド・ライトの日本 
浮世絵に魅せられた「もう一つの顔」 
光文社新書 
 一部にはよく知られた話のようだ 
宇田川清江 眠れぬ夜のラジオ深夜便 新潮新書 
 知って驚き意外に短い深夜便の歴史 
河合香織 セックスボランティア 新潮社 
 興味本位かも知れないが 
セミール・ゼキ 脳は美をいかに感じるか 
ピカソやモネが見た世界 
日本経済新聞社 
 絵画の見方が変わる? 
松本昭夫 精神病棟の二十年 新潮文庫 
 肝心なところの記憶がないのは残念 
辻 邦生 言葉の箱 
小説を書くということ 
中公文庫 
 示唆に富んだいいお話 


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2004年11月
池内 紀 ちょっと寄り道美術館 光文社 
 意外な人の美術館評論 
橋本 治 上司は思いつきでものを言う 集英社新書 
 上司は読んでも部下は読まぬ 
正高信男 ケータイを持ったサル 
「人間らしさ」の崩壊 
中公新書 
 サル学者らしい話だが 
夏目漱石 こころ 新潮文庫 
 初めて読むが、丁度良いのかも 


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2004年10月
M・M・ワールドロップ 複雑系 新潮社 
 発行当時の興奮は何処へ 
松尾義之 日本の数字 
データが語るこの国のゆたかさ 
白日社 
 騙されないための基本数字 


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2004年9月
白川 静 漢字百話 中公新書 
 前半は難しいが後半は参考になる 
オリヴィア・ジャドソン ドクター・タチアナの男と女の生物学講座 
セックスが生物を進化させた 
光文社
 奇想天外な生き物の生態 


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2004年8月
養老孟司 かけがえのないもの 白日社 
 当り前を言わねばならぬ時代か 
パトリシア・コーンウェル 黒蝿(上・下) 講談社文庫 
 展開の速さは変わったが、最後のバタバタは変わらず 
ケヴィン・デイヴィーズ ゲノムを支配するものは誰か 日本経済新聞社 
 題名の変わりようはいかがなものか 


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2004年7月
只木良也 ことわざの生態学 
森・人・環境考 
丸善ブックス 
 気楽に読めばよい 
フレッド・パイパー 
ショーン・マーフィ 
暗号理論 岩波書店 
 気軽に読むには少し難しすぎるが 


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2004年6月
秋山をね 
菱山隆二 
社会責任投資の基礎知識 
誠実な企業こそ成長する 
岩波アクティブ新書 ×
 企業広告のみ 
宮本憲一他 経済危機と学問の危機 岩波書店 
 学問とは言わず経済学の危機だな 
小関智弘 職人学 講談社 
 職人だけでなくいろんな人に通じる話 


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2004年5月
松山 巖 うわさの遠近法 ちくま学芸文庫 
 今も昔も変わらぬもの 
北林谷榮 九十三齢春秋 岩波書店 
 芝居に携わる人々の考えが垣間見える 
ジェームス・D・ワトソン 
アンドリュー・ベリー 
DNA すべてはここから始まった 講談社 
 ゲノムの入門書と見るべきか 
 ただし、辛口批評もあり 


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2004年4月
今西錦司 生物の世界 講談社文庫 
 たまたま古書店で見かけた、ちょっと古いけど 
ピーター・サックス 
後藤将之[訳] 
恐るべきお子さま大学生たち 
崩壊するアメリカの大学 
草思社 
 教育の崩壊はどこにでもある 


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2004年3月
池田清彦 虫の目で人の世を見る 
構造主義生物学外伝 
平凡社新書 
 違う見方も大事だが、どっちもどっち 
赤池 学 
田仲義弘 
チョウのフェロモン、キリンの快楽 
ちょっとエッチな生物学 
講談社+α文庫 
 擬人化しすぎの感ありだが 
森 毅 はみだし数学のすすめ 
人生、チャンスは二度ある 
講談社+α文庫 
 年をとってからの文章か、歯切れが悪い 


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2004年2月
ラプラス 確率の哲学的試論 岩波文庫 
 あの時代に確率が論じられていたとは 
河合雅雄 サルの目 ヒトの目 平凡社 
 サルにも劣るヒトもいる 


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2004年1月
ランドル・ケインズ ダーウィンと家族の絆 白日社 
 進化学者と家族の関係が生んだもの 
益田昭吾 病原体はどう生きているか ちくま新書 
 色んな病気のことを知るために役立つ 
名和小太郎 科学書乱読術 朝日選書 
 読んだ気になっちゃいけない 
日高敏隆 帰ってきたファーブル 
現代生物学方法論 
講談社学術文庫 
 別に出かけていたわけじゃないと思う 


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2003年12月
村上春樹 
柴田元幸 
翻訳夜話 文春新書 
 翻訳は副業でないと 
ブライアン・バターワース なぜ数学が「得意な人」と 
「苦手な人」がいるのか 
主婦の友社
 できない理由を聞かされてもねえ 
ポアンカレ 科学と仮説 岩波文庫 
 古典と雖も 


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2003年11月
梅田卓夫 文章表現 
四〇〇字からのレッスン 
ちくま学芸文庫 
 こだわることから始まる 
柳澤桂子 遺伝子医療への警鐘 岩波現代文庫 
 ちょっと古くなったけど鐘はまだ鳴っている 
小山慶太 漱石とあたたかな科学 講談社学術文庫 
 文系理系にこだわらず 


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2003年10月
リーナス・トーバルズ 
 +デイビッド・ダイヤモンド 
それがぼくには楽しかったから 小学館プロダクション 
 オープンソースの意義を主張するが 
ルドルフ・シュタイナー 色と形と音の瞑想 風濤社 
 こりゃ哲学書じゃ? 
河合隼雄 子どもと学校 岩波新書 
 教えることは実に難しい 
名和小太郎 起業家エジソン 
知的財産・システム・市場開発 
朝日選書 
 良いものは売れるとはいかぬ話 


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2003年9月
河合隼雄 人の心はどこまでわかるか 講談社+α新書 
 わかると思わずにわかろうとするのかな 
日高敏隆 阿部謹也 「まなびや」の行方 黙出版 
 老人の戯言として読めばいいかも 
なだいなだ編著 <こころ>の定点観測 岩波新書 
 深刻化しているなあ 
藤田紘一郎 右も左も抗菌グッズ 
寄生虫はつらいよ 
清潔病で世界一ひ弱になった日本人へ 
PHP研究所 
 そろそろ飽きてきたかも 
斉藤美奈子 文章読本さん江 筑摩書房 
 批判の批判は気楽だけど、どうしたら上達する? 


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2003年8月
ポール・ホフマン 放浪の天才数学者エルデシュ 草思社 
 ただの変人との違いはすごい 
小林路子 森のきのこ採り 
すぐそばにあるアナザー・ワールド 
白日社 
 前の本と比べるとかなり真面目 
ノーマン・マクレイ フォン・ノイマンの生涯 朝日選書 
 いくら多才とは言え、重くなりすぎたか 
マイクル・コーディ イエスの遺伝子 徳間書店 
 なぜ話題になったのか理解できない 


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2003年7月
大崎茂芳 クモの糸のミステリー 
ハイテク機能に学ぶ 
中公新書 
 趣味が高じて本職に 
文芸春秋編 チーズ図鑑 文春新書 
 見たことないなあ 
最相葉月 青いバラ 小学館 
 不可能はそのままに 
黒田玲子 科学を育む 中公新書 
 環境整備か心理操作か 
榊原洋一 「多動性障害」児 
「落ち着きのない子」は病気か? 
講談社+α新書 
 性格なのか障害なのか 


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2003年6月
瀬田季茂 科学捜査の事件簿 
証拠物件が語る犯罪の真相 
中公新書 
 新鮮味に欠ける 
古沢由紀子 大学サバイバル 
−再生への選択 
集英社新書 
 ちょっと古くなったけど 
倉嶋 厚 やまない雨はない 
妻の死、うつ病、それから・・・ 
文芸春秋 
 総てをさらけだすことが良いとは思えぬ 
藤野太郎・都 ダウンちゃん物語 
−ぼくも就職したい− 
暮らしの手帖社 
 障害の有無に関わらず人を見る目が大切 
小山 稔 
* 
青の奇跡 
日亜化学はいかにして世界一になったか 
白日社 
 辛口の成功物語 
増島みどり ゴールキーパー論 講談社現代新書 
 注目される特殊な役割 


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2003年5月
市川伸一 学ぶ意欲の心理学 PHP新書 
 出版の目的は批判反論 
宮脇磊介 騙されやすい日本人 新潮文庫 
 官憲からみたメディア論だろうか 


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2003年4月
朝日新聞学芸部編 読みなおす一冊 朝日選書 
 名作をお探しの方に 
桜井邦朋 物の理 白日社 
 見方を変えるには良いが、入門書だろうか 
朽木ゆり子 盗まれたフェルメール 新潮選書 
 有名絵画が盗まれる意外な理由 


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2003年3月
奥本大三郎 昆虫を採る愉しみ 青春出版社 
 親のための採集手引書 
ジェイムズ・P・ホーガン ミクロ・パーク 創元SF文庫 
 面白い発想だが記述的裏付けは無し 
松沢哲郎 チンパンジーの心 岩波現代文庫 
 愛情のこもった観察記 
池内 了 物理学と神 集英社新書 
 タイトルからして怪しげ 
ジェイムズ・P・ホーガン 仮想空間計画 創元SF文庫 
 VRについて考えるには良いかも 


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2003年2月
久保田裕・佐藤英雄 知っておきたい情報モラルQ&A 岩波アクティブ新書 
 ある意味当り前のことばかり、でも 
吉岡幸雄 日本の色を染める 岩波新書 
 染織の話、面白いか面白くないか 
D・O・ウッドベリー パロマーの巨人望遠鏡(上・下) 岩波文庫 
 小学生の時に観た記録映画を思い出す 


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2003年1月
ジョーエレン・ディミトリアス この人はなぜ自分の話ばかりするのか ヴィレッジブックス 
 ちょっとしつこいが人間観察の手引書 
的川泰宣 月をめざした二人の科学者 中公新書 
 アポロのドラマの裏にはこんな人たちが 
クライブ・カッスラー マンハッタンを死守せよ(上・下) 新潮文庫 
 シリーズもの、翻訳が気になる 


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2002年12月
今月は出張が多く、沢山読めた。
デイヴィッド・S・グッドセル 人体の分子の驚異 
身体のモーター・マシン・メッセージ 
青土社 
 良い本だけど翻訳が酷い 
クライブ・カッスラー アトランティスを発見せよ(上・下) 新潮文庫 
 こういう話題はいつまでも続きそうだ 
長谷川眞理子 生き物をめぐる4つの「なぜ」 集英社新書 
 期待とは違うがまあまあ 
河合隼雄 猫だましい 新潮文庫 
 猫の本の書評 
逢坂 剛 イベリアの雷鳴 講談社文庫 
 ちょっと長くて疲れるかも 
登坂 秀 美のまち人を潤す 
品格ある地方行政を求めた市長の記録 
白日社 
 知らない街の話ではイメージが浮かばない 


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2002年11月
河合隼雄 「出会い」の不思議 創元社 
 何となく納得できないところも 
石 弘光 大学はどこへ行く 講談社現代新書 
 一橋だけが大学なのかな 
金田一春彦 日本語を反省してみませんか 角川oneテーマ21 
 反省するより磨かなきゃ 
荒俣 宏 万博とストリップ 
−知られざる二十世紀文化史 
集英社新書 
 ちょっと、しかし真面目な 
ジョン・A・パウロス 確率で言えば 
日常に隠された数学 
青土社 
 数字に騙されないために 


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2002年10月
佐藤満彦 ”放射能”は怖いのか−放射線生物学の基礎 文春新書 
 放射能を知るためにぜひ! 
サミュエル・コールマン 検証・なぜ日本の科学者は報われないのか 文一総合出版 
 警鐘の意味はあるが偏見・誤解も多い 
帚木蓬生 安楽病棟 新潮文庫 
 痴呆老人の実態がよくわかる 
高橋祥友 仕事一途人間の「中年こころ病」 講談社+α新書 
 本人よりも周りの人向け 


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ちょっと前に読んで面白かった本−その3
サイモン・シン 暗号解読 
ロゼッタストーンから量子暗号まで 
日本経済新聞社 
奥本大三郎 博物学の巨人 
アンリ・ファーブル 
集英社新書 
『科学朝日』編 科学史の事件簿 
 
朝日選書 
常石敬一 毒物の魔力 
人間と毒と犯罪 
講談社+α新書 
アーミン・へルマン ツァイス 
激動の100年 
朝日文庫 
枝川公一 シリコン・ヴァレー物語 
受けつがれる起業家精神 
中公新書 
清水信義 ヒト「ゲノム」計画の虚と実  
 
文春文庫 
柳田邦男 「死の医学」への日記 
 
新潮文庫 
湯川秀樹 旅人 
湯川秀樹自伝 
角川文庫 
上岡義雄 神になる科学者たち 
 21世紀科学文明の危機 
日本経済新聞社 


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2002年9月
今月は忙しくて、読書の時間がとれなかった。
高杉 良 不撓不屈 新潮社 
 実名人物が登場する小説は大丈夫なのかな 
池辺晋一郎 モーツァルトの音符たち 
池辺晋一郎の「新モーツァルト考」 
音楽之友社 
 やっぱり楽器を持ちながら読まないとダメだ 


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ちょっと前に読んで面白かった本−その2
小林路子 なにがなんでも! 
きのこが好き 
日本経済新聞社 
最相葉月 絶対音感 
 
小学館 
デズモンド・モリス 舞い上がったサル 
 
飛鳥新社 
ジェフリー・M・シュウォーツ 不安でたまらない人たちへ 
やっかいで病的な癖を治す 
草思社 
盛田昭夫他 MADE IN JAPAN 
わが体験的国際戦略 
朝日文庫 
河合隼雄 こころの処方箋 
 
新潮文庫 
森田 桂 新薬はこうして生まれる 
研究者社長が明かす開発秘話 
文春文庫 
夏目漱石 私の個人主義 
 
講談社学術文庫 
福井謙一 学問の創造 
 
朝日文庫 
宮田親平 「科学者の楽園」をつくった男 
 
日経ビジネス人文庫 


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2002年8月
ジョエル・ドゥハッス 猫、この知られざるもの 
心理と神秘 
中公文庫 
 気難しい猫を小難しく解説されると飼えないなあ 
月尾嘉男 日本が挑む五つのフロンティア 
ナノ、エコ、ゲノム、インナー、サイバー 
新領域技術の驚愕 
光文社 
 ヤッパリの評論倒れ 
辻口博啓、浅妻千映子 パティシエ世界一 
東京自由が丘「モンサンクレール」の厨房から 
光文社新書 
 美味しいレセピーでも本だけでは 


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ちょっと前に読んで面白かった本−その1
小関智弘 粋な旋盤工 
 
岩波現代文庫 
山口由美 帝国ホテル・ライト館の謎
−天才建築家と日本人たち 
集英社新書 
小山慶太 道楽科学者列伝
−近代西欧科学の原風景 
中公新書 
中島秀人 ロバート・フック
ニュートンに消された男 
朝日選書 
西沢潤一+中村修二 
* 
赤の発見 青の発見 
 
白日社 
六嶋由岐子 ロンドン骨董街の人びと 
 
新潮文庫 
中村紘子 ピアニストという蛮族がいる 
 
文春文庫 
阿川佐和子・壇ふみ ああ言えばこう食う 
 
集英社文庫 
永 六輔 おしゃべり文化
−会う人はみんな僕の薬 
講談社+α新書 
小倉磐夫 国産カメラ開発物語
−カメラ大国を築いた技術者たち 
朝日選書 


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2002年7月
おーなり由子 きれいな色とことば 新潮文庫 
 ほのぼの、ホッとする色とホッとするお話 
シルヴィア・ナサー ビューティフル・マインド 新潮社 
 観てないけど、やっぱり映画の方が気楽だろうな 
松本 哉 寺田寅彦は忘れた頃にやって来る 集英社新書 
 忘れられない意外な面を知る 


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2002年6月
柴田 武 知ってるようで知らない日本語 PHP文庫 
 役に立ちそうで実際には駄洒落が多い 
ウォルター・ラカー 大量殺戮兵器を持った狂信者たち
−ニューテロリズムの衝撃 
朝日新聞社 
 資料に基づくも読み物としては重い(中途挫折中) 
鈴木 隆 匂いのエロティシズム 集英社新書 
 面白いけどかなり強引な流れで辟易 
田口八重 おこしやす
−京都の老舗旅館「柊家」で仲居六十年 
栄光出版社 
 意外な人の素顔が見える 
高良和武 未知への旅 STEP 
 波乱万丈研究人生か 


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2002年5月
丸島儀一 キヤノン特許部隊 光文社新書 
 特許の活かし方が参考に 
鳥飼玖美子 TOEFL・TOEICと日本人の英語力 
−資格主義から実力主義へ 
講談社現代新書 
 資格よりも実力をつけるには 
齋藤 孝 声に出して読みたい日本語 草思社 
 皆の前で声に出すのは恥ずかしい 
牧野富太郎 牧野植物随筆 講談社学術文庫 
 年寄りの文句ばかりに聞こえてしまう 
米原万里 魔女の1ダース 
−正義と常識に冷や水を浴びせる13章− 
新潮文庫 
 始まりはいつもの切れがないが 


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2002年4月
長野 敬 生物学の旗手たち 講談社学術文庫 
 知らない人が多すぎた 
中村紘子 アルゼンチンまでもぐりたい  文春文庫 
 軽くても厳しい 
A. J. ツワルスキー スヌーピーたちの性格心理分析 講談社+α文庫 
 お馴染のキャラの分析 
横森正樹 夢の百姓 
−「正しい野菜作り」 で大儲けした男 
白日社 
 こういう百姓もいるのかと 
青木国夫他 思い違いの科学史 朝日文庫 
 書いてあることも思い違いか 




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